私が初めて海外遠征したのが1992年だから、かれこれ20年以上も経ってしまった
1992年のIATというか、実際にはATI
IAT(INTERNATIONAL AIR TATOO)は奇数年開催だったが、遇数年にも開催しよう?
と行なわれた「AIR TOURNAMENT INTERNATIONAL 92」、略してATI 92
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/a3/59ef81091caa717803aa531dc02ac62b.jpg)
私が何の予備知識もなく、逃避行的に出掛けた初海外遠征先がココ
初日はロンドン市内で一泊、早速 生温かいイギリスビールの洗礼を受けた翌日は
バスで移動しながら観光と航空博物館の見学
ロンドン市街地を抜けるとスグに広がる丘陵地帯
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/9d/ae773825f2a92d74c66206a6cbd3639c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/5c/3e850f8699b1367e2567bafedc00a289.jpg)
英国らしい風景を見ながら、バスの中で持参したフィルムの話になる
私が持参したのは「○○本だよ」と言うと、女性の常連参加者から「それは一日分でしょ?」と
「エッ! 本当かよ!」 参ったな何処かでフィルム調達しなきゃ
でも英国はフィルム高い! と聞いてるし困った・・・
定番の観光地ストーンヘンジ到着直前には、今回のATI 92の会場「ボスコムダウン基地」が遠望でき
すでにB-52他の機体が到着、霞むようにB-52の大きな尾翼が見え心が躍る
さらにバスは英国西部の海軍航空隊の基地「ヨービルトン」へ
基地に隣接する Fleet Air Arm Museum(英海軍航空博物館)を見学
歴代の英海軍機やコンコルドのプロトタイプ展示を見て、英国人の保存精神に感銘を受けたり・・・
そしてこの日最後の見学地であり宿泊地のバースへ
午後10時過ぎでもまだ薄暗い6月の空を、白塗装のRAF L-1011空中給油機が低く飛んでいく
この頃には爆音と飛行機が見たくてたまらなくなっていた
翌日はショーに参加する機体のアライバル(到着)を見学する為にいよいよボスコムダウン基地へ
天気は英国では異常といわれるほどの、連日快晴と高温が続いていた
アライバル機を基地内に入りスタンド席で見られるのは Fiat会員のみ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/af/a5b0c8f9fc797df14ba40b75e7155464.jpg)
もちろん私達は92年の1年間有効な会員証を持っていた
基地手前の外周ランウェイエンドをバスが進んでいると
手ぬぐいを被った日本人が麦畑から顔を出しビックリ!
今でも航空雑誌のグラビアを飾ることもある、H氏だった
バスの同乗者も何人か顔見知りで、お互い手を振るやら驚くやら
そして基地ゲートでチョとしたトラブル発生
乗ってきたバスがゲートの車止めにやられて、タイヤがパンクしてしまった
そこえ歓迎するかのようにチェコ空軍の Mig29 が離陸してきた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/63/100eddee1808b812211ac85746f6e8b4.jpg)
目の前を耳をつんざく爆音を残しそのままハイレートクライム!
スゲッ! ミグだ! 航空雑誌で眺めるだけだった世界が目の前にある
コーチはダウンしてしまったので、歩いて会員用のスタンド席へ
ここでまたトラブル発生!
座席はすべて指定席なのだが、なんとダブルブッキングが多数発生
中にはトリプルも、遥か遠い異国の会員がまさか本当に来英してくるとは・・・
ということだったらしいがスタンドのアチコチでトラブル続出中
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/d9/60514f9fcd8c0a933491a9a64535d79e.jpg)
ボランティアのスタッフが素早くかたつけ、なんとか団体である程度固まることができた
この席が期間中の自分の席、一番後ろが当然欲しかったがしかたない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/64/a7efe5dfe0f1070c1fe81c7f37943cfc.jpg)
今みたいな巨大なレンズを振り回すこともないし
当然立っての撮影は厳禁、立ち上がればスタッフに「シットダウン!」と指摘される
考え方を変えれば皆同じ環境での撮影ということ
次から次と展示機は飛来するし、翌日からのデモ飛行の訓練にアクロバットチームも飛行
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/a3/b73b3c2aa4efeb022915ceb6b4c9f2c6.jpg)
以前にも紹介したブリティッシュ・ファントムとライトニング
どちらもこの年が最後の展示だった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/f4/69d775e779dcd82d3d2216ca2dfcc77f.jpg)
こいつも翌年には2機のチームとなり
その後は消滅したイギリス海軍のヘリアクロチーム シャークス
なんて素晴らしい所なんだ! こりゃフィルム足りないわけだ!
1992年のIATというか、実際にはATI
IAT(INTERNATIONAL AIR TATOO)は奇数年開催だったが、遇数年にも開催しよう?
と行なわれた「AIR TOURNAMENT INTERNATIONAL 92」、略してATI 92
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/a3/59ef81091caa717803aa531dc02ac62b.jpg)
私が何の予備知識もなく、逃避行的に出掛けた初海外遠征先がココ
初日はロンドン市内で一泊、早速 生温かいイギリスビールの洗礼を受けた翌日は
バスで移動しながら観光と航空博物館の見学
ロンドン市街地を抜けるとスグに広がる丘陵地帯
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/9d/ae773825f2a92d74c66206a6cbd3639c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/5c/3e850f8699b1367e2567bafedc00a289.jpg)
英国らしい風景を見ながら、バスの中で持参したフィルムの話になる
私が持参したのは「○○本だよ」と言うと、女性の常連参加者から「それは一日分でしょ?」と
「エッ! 本当かよ!」 参ったな何処かでフィルム調達しなきゃ
でも英国はフィルム高い! と聞いてるし困った・・・
定番の観光地ストーンヘンジ到着直前には、今回のATI 92の会場「ボスコムダウン基地」が遠望でき
すでにB-52他の機体が到着、霞むようにB-52の大きな尾翼が見え心が躍る
さらにバスは英国西部の海軍航空隊の基地「ヨービルトン」へ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/60/470037d8ea83bd59aece938ad0f55207.jpg)
基地に隣接する Fleet Air Arm Museum(英海軍航空博物館)を見学
歴代の英海軍機やコンコルドのプロトタイプ展示を見て、英国人の保存精神に感銘を受けたり・・・
そしてこの日最後の見学地であり宿泊地のバースへ
午後10時過ぎでもまだ薄暗い6月の空を、白塗装のRAF L-1011空中給油機が低く飛んでいく
この頃には爆音と飛行機が見たくてたまらなくなっていた
翌日はショーに参加する機体のアライバル(到着)を見学する為にいよいよボスコムダウン基地へ
天気は英国では異常といわれるほどの、連日快晴と高温が続いていた
アライバル機を基地内に入りスタンド席で見られるのは Fiat会員のみ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/af/a5b0c8f9fc797df14ba40b75e7155464.jpg)
もちろん私達は92年の1年間有効な会員証を持っていた
基地手前の外周ランウェイエンドをバスが進んでいると
手ぬぐいを被った日本人が麦畑から顔を出しビックリ!
今でも航空雑誌のグラビアを飾ることもある、H氏だった
バスの同乗者も何人か顔見知りで、お互い手を振るやら驚くやら
そして基地ゲートでチョとしたトラブル発生
乗ってきたバスがゲートの車止めにやられて、タイヤがパンクしてしまった
そこえ歓迎するかのようにチェコ空軍の Mig29 が離陸してきた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/63/100eddee1808b812211ac85746f6e8b4.jpg)
目の前を耳をつんざく爆音を残しそのままハイレートクライム!
スゲッ! ミグだ! 航空雑誌で眺めるだけだった世界が目の前にある
コーチはダウンしてしまったので、歩いて会員用のスタンド席へ
ここでまたトラブル発生!
座席はすべて指定席なのだが、なんとダブルブッキングが多数発生
中にはトリプルも、遥か遠い異国の会員がまさか本当に来英してくるとは・・・
ということだったらしいがスタンドのアチコチでトラブル続出中
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/d9/60514f9fcd8c0a933491a9a64535d79e.jpg)
ボランティアのスタッフが素早くかたつけ、なんとか団体である程度固まることができた
この席が期間中の自分の席、一番後ろが当然欲しかったがしかたない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/64/a7efe5dfe0f1070c1fe81c7f37943cfc.jpg)
今みたいな巨大なレンズを振り回すこともないし
当然立っての撮影は厳禁、立ち上がればスタッフに「シットダウン!」と指摘される
考え方を変えれば皆同じ環境での撮影ということ
次から次と展示機は飛来するし、翌日からのデモ飛行の訓練にアクロバットチームも飛行
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/a3/b73b3c2aa4efeb022915ceb6b4c9f2c6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ca/c43dc37e6b88704ded066f26b4602708.jpg)
以前にも紹介したブリティッシュ・ファントムとライトニング
どちらもこの年が最後の展示だった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/f4/69d775e779dcd82d3d2216ca2dfcc77f.jpg)
こいつも翌年には2機のチームとなり
その後は消滅したイギリス海軍のヘリアクロチーム シャークス
なんて素晴らしい所なんだ! こりゃフィルム足りないわけだ!
当時の私はアメリカを選んでいたことでしょう。
でも今となっては、イギリスへ無理して行って良かった!
と思ってます。
今では経済的なこと等で、海外はなかなか(笑)
ブログ早速訪問させていただきました。
フィギィアや1/72の車は、私も興味がありジックリ見させていただきました。
フィギィアと言えば、このATIの帰りにロンドンのハロッズで
1/48 サイズのWWⅡ RAF爆撃機パイロットセットというものを見つけましたが
高値に諦めたことがあります。
以後、渡英する度に探しましたが見当たらず
今でも購入しなかったことを後悔しています。
自分は経験が長い割には海外は遅咲きで最初に1988年にアメリカに行ったものの、子育て等で忙しく(1992は子供が1歳で、イギリスは経済的にも余裕がなかったですね)2000年代になってからRIATには行きました。展示機も今では縮小され、150機くらいでしょうか(全部コミで)でも冷戦が終わり、軍用機も縮小されているのでしょうがないかもしれませんね。
あと、フィルムは本当に楽になりました。デジカメの利点ですね。
PS
ブログをはじめました。よろしければ御笑覧いただければ幸いです。
http://readyroomwarrior1.blog.fc2.com
当時は延べ機数700機なんて言われた時代ですから
地上展示機を1コマづつ撮っても3時間はかかりました。
私の海外遠征は早かったですが、数ではチャリンコ・ドライバーさんの
足元にもおよびません(笑)
この年は未だYツアーはなかったかも。
アメリカのアレで海外もですが、国内のオープンに影響でないか心配です。
そろそろアソコの乗車券手配が近くなってきましたし・・・
活きている姿を見たかったなぁ~
’92年は、まだまだ日々の生活に追われ海外遠征なんて
夢のまた夢。 (笑い
最近のイギリスは異常過ぎる気象で今年迷っています。
未だ’08年のトラウマが・・・
今年は、アメリカが???
ヨーロッパに飛び火しなければいいんですが。