三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

最近読んだ1冊

2013年07月26日 | Weblog
今更ではありますが、単行本になったものを
セカンドハンドで手に入れたので
自前で電子化し、タブレットで読ませてもらいました


  飯塚 訓 氏著 「墜落遺体」


本の内容は、1985年8月12日に起こった日航機墜落事故
その事故による遺体の検視等と、遺族への引渡し過程

航空機事故の原因ウンヌンという著書は沢山目にしてきましたが
それまでは担当者の胸の内で、忘れさられてしまいそうな内容を
著者の警察官と言う立場、さらには人としての立場から
寝食も惜しまず献身的に働き続けた
医療従事者、警察官、遺族、そして日航関係者
壮絶な現場の様子が克明に書かれています


通勤時に読むのは辛いページもあり
涙がこぼれそうで読むのを諦め・・・
1ページを一日以上かけなければ、なんてことも


この事故に関しては、私も忘れがたく
過去に記事にした事がありましたが
別の視点から事故を見つめなおす、良い機会となりました



 この本を読んでから知った「日本赤十字社」発刊の
「救護体験記: 85・8・12日航機墜落事故現場から」
も読んでみたくなりましたが、残念ながら探し当てることができませんでした


 ~あれから28年目の夏です
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