詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

青空

2008年01月08日 | 日記
帰るところは
もう
どこにもない

青空ばかりが ぼくのこころ
青空ばかりが ぼくの行き先

青空ばかりが
ぼくのこころを
写す曇りのない鏡

いつか
青空の下で
死んでゆきたい
野良猫のように
野良犬のように

日本人の若者・中高年には与えたことがないのに、なんで外国人にはチャンスを与えるんだ!

2008年01月08日 | 日記
このままでは中央の政官財以外のすべての産業や地方が衰退してしまう。
現在真っ先に、国や政府がなすべきなのは、約十年間の小泉流「新自由主義」(原始的な弱肉強食)で滅茶苦茶に破壊されてしまった地方やあらゆる産業(特に中小企業)や、災害被害を莫大にする瀕死の自然環境や、崩壊寸前の年金・保険システムや社会保障等のセイフティネットの再生ではないのか?

銀行などは、数十兆円の税金支援や、ほとんど無利子の預金による三百数十兆円もの本来は利子に払うべきお金を懐に入れ・・○○法人等の天下りシステムによってもうこれ以上は国民からの搾取不可能なほど中央官僚制は肥大してしまったのだから・・

十数年以来最低の国内の新車売上という日本最大の製造業自動車業界もまた、目先の利益だけを追い求めるのではなくて・・暫定税率廃止によるガソリン価格の25円ほどの低下や、暫定税率の自動車重量税の廃止によって、自動車を使わざるを得ない国民や全産業への貢献を考えるべき時ではないかと思う。

道路建設などは、地方ごとに事情が違うのだし、景気回復には効果が少ないので・・地方交付税を使用目的を問わず地方に一括して任せるべきだし、国民共有財産から強奪した高速料金の半分なりを道路建設に回すようにすればいいと思う。

さらには、国民の購買力低下の主要な原因の日系ブラジル人の無制限な受け入れや中国人研修生等による・・国民の雇用の場をこれ以上奪ったり、低賃金への誘導などは、目先の利を追うばかりで、長期的には国の衰退につながるのだと認識すべきはではないのか?

その意味で、現在また政官財によって今春から目論まれている・・フィリピンとの二国間協定によるフィリピン人介護士の育成案(半年間一ヶ月4万円補助による語学研修等)は犯罪的ではないのか!
日本人の若者や中高年にはそんなチャンスを与えたことなど皆無なのに・・なんで外国人にはそんなチャンスを与えるんだ!

現在わずかに残されている日本人の雇用の場からの日本人の排除と低賃金化による・・介護・福祉界での一層の労働条件の悪化と、税収や購買力の低下によるこの国のさらなる衰退をもたらすのではないのか?

そんな国民・地方をさらに衰退させる政策ではなくて、例えばスウェーデンで成功したような・・公共住宅の省エネ的住宅への建て替えによる地方雇用の創造や温暖化防止による貴重な石油資源保護や燃料費低減による国民救済や・・
同じく世界で唯一森林面積が増加中のスウェーデンのような国内林業支援による雇用の増大や瀕死の危機にある自然環境の再生ではないのだろうか?
障害者数千人雇用というなんとかという・・スウェーデン企業による名刺作成の仕事なども・・

「佐藤優の外務省攻撃がとまらない」

2008年01月08日 | 政治
佐藤氏も、以下の記事を書いた天木直人氏も、僕が尊敬する元「害霧省」官僚。
とても面白い記事なので、全文引用してしまうことに。その他の記事もすごい内容ばっかり!

 《雑誌を買っても全ての記事を読む事はまずない。しかし年末年始の時間を使って、めずらしく買った雑誌のすべてを隅から隅まで読んだ。おかげで色々な事を学んだ。それをブログで折に触れて紹介させてもらおうと思っている。
  最初に紹介したい記事は月刊文藝春秋1月号にのっていた佐藤優の「外務省・松尾事件の真相」という記事である。事件の真相を知っている私には衝撃的な記事であった。外務省の現役・OB官僚はさぞかし逃げおおせたと思って忘れようとした過去の醜聞を思い出して腰を抜かしているに違いない。
  私も忘れていたぐらいだから、大方の読者はもっと忘れていたに違いない。おまけに最近は年金横領や守屋疑惑など官僚の金銭にまつわる不祥事は当たり前になってしまった。今更外務省のスキャンダルなど過去の話だ、と思うかも知れない。しかしそうではない。あの事件は、大蔵省(当時)のノーパンしゃぶしゃぶ事件と並んで、官僚組織を揺るがした前代未聞の醜聞であったのだ。
  しかも外務省の場合、なんら真実が表に出ることなく、一職員の詐欺事件で終わらせてしまったのだ。それを佐藤は国民に思い出させたのだ。寝た子を覚ましてくれたのだ。
  佐藤の記事の全てをここに書く余裕はない。しかし次の一部を紹介するだけで、彼の言いたい事は十分伝わる。2002年3月12日、東京地裁は外務省会計担当官松尾克俊被告に懲役7年6ヶ月の実刑判決を言い渡した。それから6年近くが経った。松尾氏は刑務所で模範囚として過ごしているという。刑期満了前に仮釈放となるだろう。場合によっては今年中にも出所するかもしれない。世間やマスコミは決してこの事件を忘れてはいけない。彼の出所をまって改めてこの事件を検証しなくてはならない、そういう佐藤のメッセージなのである。
  勿論私はこの問題を忘れない。佐藤と同様に真実を知っているからだ。松尾事件で壊滅的な打撃を受けたはずの外務省は、問題の本質を隠蔽して今日まで来た。その負い目が、わが国の外務省をここまで劣化させたのである。後ろめたさを引きずって、気迫ある本物の外交などできるはずはない。この事件の真の解明こそ、外務省が生まれ変われるきっかけになると私は信じている。
  以下は私が抜粋した佐藤の告発記事である。
  ・・・(約4億5千万円という)多額の公金詐欺事件であるにもかかわらず、外務省幹部も松尾氏の部下も、一人も連座しなかった・・・筆者がいちばん信頼する会計担当の中堅幹部はこう言っていた。
  「・・・あの人が・・・外務省内に愛人を作ったり、また裏金で幹部のゴルフコンペを開いたり、キャリアの飲食費を負担したりと、やっていることは滅茶苦茶です。松尾よりも松尾に甘えている上の方に問題があるんですよ・・・あの人がやっていることは犯罪です。ただし、それを摘発したら上も連座する。そういう構造です」・・・
  筆者はワシントンで松尾氏と同時期に勤務していた航空会社幹部から、こんな事を言われたこともある。
  「松尾さんは大使館幹部のために何から何まで面倒を見ていましたよ。エコノミークラスをビジネスクラスにするアップグレードや、数百キロの超過荷物をタダにしてくれといった類の無理難題を、松尾さんが一生懸命処理していましたね・・・あの事件を知って、外務省は松尾さんにありとあらゆる汚れ仕事をやらせたのに、完全にトカゲの尻尾切りをしたと思いました」(ワシントン駐在航空会社幹部)
  そして佐藤は、その長い外務省批判を次の言葉で締めくくっている。
・・・松尾が取り調べや法廷で呑み込んでしまったことを、全て表に出せば、外務省に激震が走ると思う。筆者の予測では、外務省は、痕跡がつかないように二人くらいの仲介者を通じ、松尾が仮釈放になった後、可及的速やかに接触し、口止めを画策し、その見返りに一生生活の面倒を見ることになると思う。
  この記事を読んだ外務省幹部・OBはこの佐藤の言葉を何と聞く。》(「天木 直人のブログ」より)

リンク集の真ん中ぐらいにリンク。
ほんとにすごい二人だナー

うみ

2008年01月08日 | 日記
日曜日には海へ行こう
青い 青い海には
波と
水平線しかないけど

ぼくは一杯の
苦いウイスキーを飲み干して
ぼくの過ぎ去った人生と
磯の香りに乾杯する

大きすぎる窓には
驟雨がゆきすぎるばかりだけれど
それでも まだまだ
人生は捨てたもんじゃない

日曜日には海へ行こう
広い 広い海には
風と
水平線しかないけど

今年四月からの後期(75歳以上)高齢者医療保険制度

2008年01月08日 | 政治
番組に出演していたお医者さんたちの全てが反対していた。近いうちに、公園で餓死する高齢者の国になってしまうという医師もいた。つい最近そのような事件があったという。

現在、病気になっても病院に行くことができない国民が数百万人もいて、ますます増加中だという。涙なしには見られない番組だった。このシステムは自民党と公明党が強行採決して、四月から始まるのだという。

健康保険と介護保険とで月一万数千円のほかに、自己負担額も増額となり、従来は無料だった配偶者無料もなくなってしまうのだという。
そして大部分は、十万円前後の年金で暮らしてしる老人たちの年金から強制的に天引きしたり、滞納するやいなや、保険証も取りあげてしまうのだという。
なんという冷血鬼・吸血鬼のような国や政治家や官僚たちだろうか?

この国を作りあげてきたのは、官僚や世襲政治屋や大企業官僚たちなんかではなくて・・
税金を納め、両親の面倒をみたり、子供を育てたりしてまっとうに生きてきた貧しくとも税金ネコババなんかとは無縁だった大多数の老人たちだったというのに。
年をとったら皆死んでしまえというのか。大金持ち以外は。

そんな高齢者たちへの尊敬や感謝の気持ちをもう少し持ってもバチは当たらないんではないのか?問答無用で強行採決した・・
社会福祉や人間を大切にするという公明党や、美しい国とか・・伝統・文化を大切にするという自民党の皆さんがたよ。