詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

社会福祉と自然環境再生について

2008年01月31日 | Weblog
国や政府が何よりも真っ先に為すべき仕事とは、一部の国民の利益をはかることではなく、すべての国民の安全や将来の不安の解消ではないかと思う。その意味からも、特定の道路関係の政官財の利益を尊重するガソリン税等の暫定税率は廃止して、国民大多数の利益を尊重すべきだと思う。(物価高の元凶が高いガソリン税なのだから)

福田首相が地元群馬で作った「福田ダム」が、8800億円とか。地上げの時はすさまじかったらしい。それに比べると、林野庁が森林整備に使うのはその少ない予算のたった一割300億円以下だとか。日本の山林の約三分の一は荒れたまま放置され続け、杉・ヒノキが多いので・・成長不能のヒョロヒョロ状態で、全く売り物にならなくなっているのだという。台風・豪雨・地震等の際にも被害がより甚大になる。

「温暖化」防止を、馬鹿のひとつ覚えのように唱えるよりも、ますます荒廃しつつある山林を再生することで、地方の雇用を増大させ、日本が世界一の木材輸入国としての世界中の森林破壊を、もうこれ以上止めるべきではないのだろうか?

社会福祉や教育関係の予算がますます減らされ続けている。社会福祉だけに限定しても、毎年約2500億円ずつ減額されている。教育費などは先進国中でダントツの最下位だ。

その一方では、佐世保の高速道路(一キロ作るのに200億円とか)についても、インターチェンジを米軍基地の近くに作ってやったばかりではなく、本来は道路関係にしか使わないという道路特定財源で、十数軒の米軍の住居を一軒二億五千万円もの税金で作ってやったのだと・・社民党福島党首が国会で追求していた。

海へ

2008年01月31日 | 日記
休みになると 一家揃って
海に行っていた
あの頃を懐かしく思い出す

日曜日には海へ行こう
世界一淋しい日本人には
青い 青い海と
波と 水平線しかないけど

ぼくは一杯の
苦いウイスキーを飲み干して
ぼくの過ぎ去った人生と
磯の香りに乾杯する

大きすぎる窓には
驟雨がゆきすぎるばかりだけれど
それでも まだまだ
人生は捨てたもんじゃない

日曜日には海へ行こう
世界一貧しくなってしまった日本人には
広い 広い海と
風と 水平線しかないけど