詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

阪神大震災からはや13年とか

2008年01月18日 | 日記
阪神大震災とその後すぐのオウム真理教事件は、僕の人生の中でも最も忘れられない大事件だった。

阪神大震災での被災者と、中越地震での被災者に知り合いがいた。
前者は、家が半壊したのに一円の見舞金ももらえなかったと言っていたし・・後者は、まだ家族が仮設住宅住まいだと言っていた。

国民の大多数からの見舞金は、いったいどこへ消えてしまったんだろうか?この国のセイフティネットは矛盾だらけだと痛感した。
米国のように、被災の程度にかかわらず、税金から被災者に一律に見舞金を支払うべきだと思う。そのために高い税金を支払ってるのではないのか?

そのあとで、個人からの義捐金を、様々な事に使うべきー例えば、全壊家屋への補助等へと回すべきではないかと思う。
ボランティアの熱気も全く生かされず、消滅させられてしまったのもとても残念だった。

あの頃の僕は、母の介護の真っ最中だった。
家が潰れそうな揺れで飛び起きて、隣室の母の介護ベッドへとすっ飛んで行った。
母もすでに起きていて、早速テレビをつけた。
それ以来、オウム真理教事件が終結するまで、認知症でほとんど寝たきりの母と、ずっとテレビの前に張り付いたまんまだった。

桜桃 (サクランボ)

2008年01月18日 | 日記
故郷というと
色とりどりのサクランボを
真っ先に思い出す
果実の王様サクランボ

小学生時代
休みというと
父に連れられて
植林に行った山奥の開拓地で
まるで信号みたいだったサクランボ
哀しいほどに
地面に落ちていたサクランボ

友達の家に遊びに行ったとき
牧草刈りに疲れて
見上げた空一杯に
熟れた赤い実のサクランボ

ぼくが一番好きな果物は
やっぱりサクランボ
優しい甘さのサクランボ
地球の奇跡サクランボ