阪神大震災とその後すぐのオウム真理教事件は、僕の人生の中でも最も忘れられない大事件だった。
阪神大震災での被災者と、中越地震での被災者に知り合いがいた。
前者は、家が半壊したのに一円の見舞金ももらえなかったと言っていたし・・後者は、まだ家族が仮設住宅住まいだと言っていた。
国民の大多数からの見舞金は、いったいどこへ消えてしまったんだろうか?この国のセイフティネットは矛盾だらけだと痛感した。
米国のように、被災の程度にかかわらず、税金から被災者に一律に見舞金を支払うべきだと思う。そのために高い税金を支払ってるのではないのか?
そのあとで、個人からの義捐金を、様々な事に使うべきー例えば、全壊家屋への補助等へと回すべきではないかと思う。
ボランティアの熱気も全く生かされず、消滅させられてしまったのもとても残念だった。
あの頃の僕は、母の介護の真っ最中だった。
家が潰れそうな揺れで飛び起きて、隣室の母の介護ベッドへとすっ飛んで行った。
母もすでに起きていて、早速テレビをつけた。
それ以来、オウム真理教事件が終結するまで、認知症でほとんど寝たきりの母と、ずっとテレビの前に張り付いたまんまだった。
阪神大震災での被災者と、中越地震での被災者に知り合いがいた。
前者は、家が半壊したのに一円の見舞金ももらえなかったと言っていたし・・後者は、まだ家族が仮設住宅住まいだと言っていた。
国民の大多数からの見舞金は、いったいどこへ消えてしまったんだろうか?この国のセイフティネットは矛盾だらけだと痛感した。
米国のように、被災の程度にかかわらず、税金から被災者に一律に見舞金を支払うべきだと思う。そのために高い税金を支払ってるのではないのか?
そのあとで、個人からの義捐金を、様々な事に使うべきー例えば、全壊家屋への補助等へと回すべきではないかと思う。
ボランティアの熱気も全く生かされず、消滅させられてしまったのもとても残念だった。
あの頃の僕は、母の介護の真っ最中だった。
家が潰れそうな揺れで飛び起きて、隣室の母の介護ベッドへとすっ飛んで行った。
母もすでに起きていて、早速テレビをつけた。
それ以来、オウム真理教事件が終結するまで、認知症でほとんど寝たきりの母と、ずっとテレビの前に張り付いたまんまだった。