先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

鳩山邦夫元首相、北京で講演

2018年08月16日 21時57分44秒 | 日記

鳩山首相が北京で講演したとANNが報じていたが、安倍一強を生んだ最大の貢献者、海外で日本の恥さらすのやめてほしい。

 
 鳩山元総理大臣は北京で行った講演で安倍総理大臣の対中政策に触れ、「右手で握手しながら左手でげんこつを握れば真の友情は生まれない」などと痛烈に批判しました。

 鳩山元総理大臣:「安倍首相は、常に東アジアの安全保障状況はますます厳しさを増すばかりとのうたい文句で、日米同盟の強化や自衛隊の配備の増強を図っている」
 11日、北京で開かれた国際シンポジウムに出席した鳩山元総理は尖閣諸島について、日中間では事実上棚上げされてきたと指摘し、「歴史に照らして今一度、棚上げすべき」と話しました。中国が進める一帯一路構想については「習近平主席は、目的は平和をもたらすことだと述べた」として、日本は大いに協力すべきと強調しました。さらに、安倍総理の対北朝鮮政策についても、「対話の時代は終わったなどと述べ、世界から失笑を買った」と批判しました。

Tik Tok運営の中国企業、企業価値「8兆円」でウーバーを突破か

2018年08月16日 21時30分22秒 | 日記
中国の巨大市場を押さえる中国企業は、これからは世界的な企業になるであろうという話。Forbesが伝えていた::::::::::::
 
中国の北京本拠のテクノロジー企業「バイトダンス(Bytedance Technology)」が最新の資金調達ラウンドで、世界で最も企業価値の高いスタートアップ企業になろうとしている。

関係筋によるとバイトダンスは新たに25億ドルから30億ドルの資金調達を目指しており、企業価値は700億ドルから750億ドル(約8.3兆円)を見込んでいる。動画アプリの「Tik Tok(ティックトック)」やニュースアプリの「今日頭条(Jinri Toutiao)」、Tik Tokの中国国内版の「抖音(ドウイン)」で知られる同社は、今回の資金調達で主に米国の投資家をターゲットにエクイティ調達を計画中と伝えられる。

ただし、交渉はまだ初期段階であり条件が変わる可能性もある。同社は新たな資金をグローバル展開の拡大に用いる意向だという。バイトダンスの広報部はこの件に関するコメントを控えた。

「CB Insights」のデータでは現在、世界で最も企業価値の高いスタートアップ企業はウーバーで、評価額は680億ドル(約7.5兆円)とされている。しかし、今回の資金調達が実現すれば、バイトダンスがこれを抜くことになる。

報道によるとバイトダンスは2017年の資金調達時に110億ドルの評価を受けており、出資元にはセイコイアキャピタルやGeneral Atlanticの名が並んでいる。同社はさらなる拡大を目指し、より高い評価額で資金調達にのぞむ構えだ。

バイトダンスが2016年に立ち上げた抖音は15秒の短編動画をシェアするアプリで、昨年10億ドルで買収した「Musical.ly」と併せて月間アクティブユーザーは5億人に達している。2012年にスタートしたニュースアプリ「今日頭条」のユーザー数は今年6月に2億6800万人に到達。テンセントの「Tencent News」の2億8800万人に迫っている。

テスラ、ノイズが多いが順調に行くのかな?

2018年08月16日 20時50分10秒 | 日記

米テスラモーターズの新型EV「モデル3」(価格は約400万円)の予約が累積40万台を超えたというが、生産体制が間に合わず、納車が遅れていて、目途が立ってないという。CNNによると新型車「モデル3」について、証券会社のアナリストが19日、予約のキャンセルが相次いでいるとの見方を示した。納車期間の長さなどを理由にキャンセルが新規の予約を上回っていると分析するが、テスラ側はこうした指摘を否定している。

証券会社ニーダム・アンド・カンパニーのアナリスト、ラジュビンドラ・ギル氏が顧客向けの文書で述べたところによれば、モデル3の予約全体に占めるキャンセル率は24%。1年前から2倍のペースに跳ね上がったという。

モデル3の価格は標準装備のベースモデルで3万5000ドル(約393万円)。顧客は払い戻し可能な1000ドルを支払って予約する。ギル氏はモデル3の納車期間を4カ月から1年としており、2020年まで納車されないケースもあり得るとみている。また、テスラの資本構成についても「持続不可能」との認識を示すギル氏は、同社のフリー・キャッシュフローに言及し、20年までに60億ドルを失うと予測した。

外野が五月蠅いせいか、イーロン マスクCEOが、株式非公開にすると表明し物議をかもしているし、部品を提供するサプライチェーンに過去にわたり契約を見直し利益を返せと要求するなど、色々な雑音が聞こえてくる。

8月16日の日経新聞に、テスラの電池部門を担うアメリカに電池工場をおこしたパナソニックが、テスラ以外とも取引するというニュースが出ていた。また、中国の上海にテスラは50万台の生産工場を起こスというニュースも出ていたが、これに対し、中国のEV会社NIOがテスラの半額でEV車を提供できるというし、アメリカでの株式上場を進めているという。

色々なノイズが多いが、テスラが順調に伸びて、パナソニックのアメリカの電池工場も首尾よくゆくことを期待したい。


退役軍人デモが中国で拡大 銃口が習政権を狙う日

2018年08月16日 19時56分30秒 | 日記

 

いささか物騒な話がニューズウィークに出ていた。人民解放軍は、共産党の組織であるがこれを国軍にせよということと、退役軍人の年金削減をきっかけに退役軍人のデモが頻発していると言う。年金削減と言えば、ロシアで圧倒的支持があるプーチン大統領が年金削減を表明したとたん、支持率が激減していることで同様の事件であるのだろう。

以下記事の内容:::::::

<労働者や農民と違い整然とした抗議活動に警察もたじろぐ......軍事経験なき指導者の改革に人民解放軍は不満を強める>

政権は銃口より生まれる――これは中国共産党が信じる鉄則だ。だが8月1日に中国人民解放軍建軍91周年を迎えた習近平(シー・チンピン)政権は「銃口」からの試練に直面している。

年金削減など退役後の待遇に不満を抱いた元軍人によるデモが続発し、沈静化の兆しが見られない。6月13日に四川省徳陽で最初のデモが勃発したのを皮切りに、江蘇省鎮江で19~24日、湖南省長沙で7月9日、河北省石家荘で12日、山西省太原で17日、内モンゴル自治区赤峰では19日、山東省煙台で24日にと、各地に飛び火している。

79年に中越戦争に参加した60代の退役軍人を先頭に、デモ参加者の年齢層は幅広い。元軍人たちは相互に呼び掛け、地域を超えてデモを行っている。

彼らは労働者や農民の抗議と異なり、自分たちで選んだ「指揮官」の号令に従って隊列を組み行進。政府庁舎前で抗議を行うときも整然としている。警察と機動隊を前にしても一致団結して抵抗し、簡単には退かない。

かつて国家の「暴力装置」だった軍人は、鎮圧する政府側の出方を知り尽くしているだけに厄介だ。デモ隊に退官後の己の姿を重ね合わせて見てしまうのか、鎮圧側も強くは出られず、事態は深刻化しつつある。

退役軍人は中国全土に5700万人以上いるといわれる。習政権になってから国有企業の改革が進まず、経済が悪化の一途をたどり、地方政府の予算も潤沢ではなくなった。もともと地方政府は経済統計の水増しを繰り返して業績を偽り、発展を装ってきた。ここに至って地方財政は破綻し、退役軍人に支払うべき年金も削減されている。

「党が軍を指揮」は建前

16年には退役軍人数千人が待遇改善を求め、首都北京の国防省を包囲。習政権は今年4月に再就職支援などを行う退役軍人事務省を発足させ不満解消を図ったが、情勢は好転していない。

待遇がひどくなっている背景の1つに、習の進めた軍改革がある。人民解放軍は広大な大陸を舞台にした20年代から40年代にかけての国共内戦から発展した。国民党との長い内戦から次第に4つの野戦軍が形成。毛沢東を最高指導者と認めながらも、それぞれ独自の派閥と地域に立脚した組織が維持されていた。

毛が死去し鄧小平時代になっても、派閥と地域性は基本的に残された。4つの野戦軍はさらに複数の軍区に分割されることがあっても、旧来の人事・指揮系統は不動のまま。それぞれの軍区内で退役軍人の面倒を見る伝統もそれなりに機能していた。

しかし、総司令官となった習は16年2月から従来の7大軍区を廃止し、5大戦区に整理統合。人事と指揮は党中央に吸い上げられた。こうした改革で、実戦の際には指揮系統を統一したことで命令伝達はうまくいくだろう。だが軍と地方の関係を薄めたことで、平時において軍内部の福祉政策は麻痺してしまった。

共産党は「党が軍を指揮する」と主張するが、それは建前だ。実際は軍を掌握できた者だけが党を動かし、国家の最高指導者として人民に君臨する。まさに「政権は銃口より生まれる」わけだ。この「伝家の宝刀」は毛や鄧の時代はうまく使えたが、江沢民(チアン・ツォーミン)時代から次第に軍に対する党の権威が衰えた。

胡錦濤(フー・チンタオ)から習に至って威光は一層低下した。そもそも人民解放軍は27年に中国南部で結成された中国工農紅軍を祖としている。一方、習の父・仲勲(チョンシュン)は中国中部の陝西省を拠点とするゲリラ部隊の出で、しかも文官だったので毛並みはよくない。そして、習は反腐敗運動を利用して高級将校を多数摘発してきたので、軍に不満がたまっている。

党の軍隊から国家の軍隊に改編せよ――人民解放軍を共産党の私兵から国軍に改造すべきだとの意見は昔から改革派知識人から出されていた。ただ、その改革は私兵に守られた共産党の命脈を絶つことを意味している。

こうして抜本的な軍改革に手をこまねくうちに、退役軍人という時限爆弾は刻々と暴発へと近づいているようだ。


これからの中国の車社会を担うのはNIO社?!

2018年08月16日 08時28分44秒 | 日記

今中国の自動車企業で、目覚ましい張目覚ましい発展を遂げているのは、テスラ対抗のEV車を提供しているNiO車だという。日本でも既存の車会社はEVについては、トヨタしかりホンダしかり、スバルもマツダもしかりでEV車はまだ提供していない。したがって、突如EV車ですい星のごとく爆発的には発展する新しいEV専門会社が登場するかも? 以下Forbesの記事による:::::::::

 

NIO 「ES8」(Courtesy of NIO)

 
中国のEVメーカー「NIO(ニーオ)」は、同国のバッテリー式電気自動車(BEV)市場に登場した重要なプレーヤーだ。創業者のウィリアム・リーは、自社の「ES8」は米テスラの「モデルX」の直接競合であると述べている。

NIOは今年5月下旬、従業員と投資家向けに新モデル「ES8」の納車を開始した。今後は販売台数が徐々に増加し、テスラの「モデルS」や「モデルX」に匹敵する数になっていくだろう。ES8の販売価格は、関税引き上げを理由に値上げしたモデルXの半額以下だ。また、NIOのEVは上海で生産していることから、地方部の市場への納車も容易だ。

中国のBEV(ハイブリッド車を除く)の販売台数は、7月も大幅に増加。4万7538台となった。1~7月では30万台を超えている。中国の業界団体によれば、ES8の7月の国内販売台数は、1331台だという。筆者の推計では、テスラの納車台数を上回る数となる(中国でのテスラの月当たりの納車台数は、公表されていない)。

テスラの昨年の中国国内での販売台数は、1万4833台だった。また、ブルームバーグによれば、同社は今年に入り、毎月800~1000台程度を販売しているとみられる。これらの数字から見て、ES8の販売台数は7月、テスラの2モデルの合計を上回ったと考えられる。

環境はNIOに有利

中国国内でのNIOのエコシステムの拡大が続けば、両社の差はさらに広がっていくだろう。NIOは国内主要都市の大半に、顧客向けの「NIOハウス」を開設している。これは、アップルストアとスターバックス、大学にある学生向け施設の中間に当たるようなものだ。NIO は今年第3四半期中に、さらに7店舗をオープンする予定だ。

NIOはまた、環境意識の高い中国の消費者層をターゲットに、ブランド育成のための努力を慎重に進めてきた。そして、その成果は出始めている。こうしたNIOの“急発進”は、(両社の株主である)中国のネットサービス大手テンセントが今後、株式の非公開化を提案したテスラへの出資に応じる可能性を低下させるだろうか? ──あくまで推測ではあるが、筆者はそうなると考えている。

ES8の華々しいビューは投資家たちに、自動車業界が真にグローバル化されたものであることを改めて思い出させたはずだ。中国では、BEVは単に消費者の関心を集めるだけのものではなくなってきている。そして、各社の資本は、中国市場でのシェア獲得のために使われている。

経済成長が20年にわたって続く同国に関する各社の戦略は、変わることはないだろう。世界的な主要自動車メーカーはテスラを除き全て、欧米の景気が回復し始めた2009年以降、十分な資本を確保している。