野良暮らし ねこ暮らし

田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

カザンリク

2011-06-01 19:30:00 | バラ
ダマスクのカザンリクです。
以前に今シーズンはほとんど花芽を付けていないことを書きました。
その数少ない今シーズンの花です。
半地植えになっているカザンリクに蕾は全部で14個ほどでした。
その他、昨年の挿し木苗が2鉢、こちらは普通に蕾を付けていました。
香りは、言うまでも無くダマスクの濃厚な香りです。
ブルガリアのローズオイルはこのバラから採取されます。

まだ小さい挿し木苗にも、立派な花がいくつも咲きました。


半地植えのカザンリクに鉢苗を添えて。


株いっぱいに花を付けたら、さぞかし・・・なんて想像してみます。


台風の直前に


大きくなるバラですが、7号鉢程度の小さな鉢で上手に仕立てれば・・・なんて想像もしてみます。


今朝取りのカザンリク、午後から雨の予報なので切り花にしてコップ咲き。な~んちゃって。


朝からい~ぃ香りで、ぼか~幸せだな~。


空想の世界へ入り込んじゃうょ・・
おっと、遅刻しちゃうょ・・



ヘリテイジ

2011-06-01 11:40:34 | バラ
最もポピュラーなイングリッシュローズの1つヘリテイジです。
ころころとふくよかな蕾からは甘酸っぱい素晴らしい香りがします。
今シーズンの咲き始めは雨も少なくきれいな蕾になりました。



いかにもヘリテイジらしくまたいかにもイングリッシュローズらしく開いています。
初期の部類に入るイングリッシュローズの魅力でもあります。


周りに蕾をあしらえ、房の中央が咲き始める頃のヘリテイジもまた素晴らしい。



花粉をいっぱい付けるので、晴れの日にはミツバチや小さなハナバチが花粉まみれになることも。
カップの崩れたこの姿もヘリテイジならではの美しさです。


先日の台風の直前の朝、これからが開花本番と言う時の雨です。
これまた急いで撮影しました。


これくらいの開き加減がヘリテイジを最も美しく感じさせます。
文字通りカップなので、雨水をためてしまい重みでうなだれてしまいます。


花持ちは悪く開花後1,2日で散ってしまいます。
これはグラハム・トーマスもそうですが、
一気に散ってくれるので、痛んだ花びらが残ることもなく汚く見えることもありません。
またパラパラと落ちてゆく様にはかなさを感じさせ、いっそういとおしく思えるのかもしれません。


この後、雨風とも強くなりました。

明けて月曜の朝にはステムの折れているもの、開きかけていた花の痛んでしまったものと、
見るも無残な姿になっていました。
このヘリテイジもまた、これが納めになってしまいました。