野良暮らし ねこ暮らし

田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

ニュイ・ド・ヤング

2011-06-21 22:11:16 | バラ
モスローズのニュイ・ド・ヤングです。
世に出た最初の青色系のバラじゃ~なかったでしたっけ?
あまり大株には成らないということですが、枝は2mくらいは延びます。
ただ枝はしなやかなので行燈仕立てにして、1mを少し超えるくらいにしてあります。

デジマメでは分かりにくいのですが、もう少し紫がかった色です。
花付きも大変良く、雨でもボールになることが少なく大変気に入っています。
何よりも花が美しい!


ご覧のとおりたくさん蕾を付けています。


ダマスク系の甘酸っぱい香りがします。


ステムは細いのですが、花が小さく軽いので上を向いて咲いてくれます。


八重咲きのような花は沢山の花粉を付け、多くのハナバチがやってきます。


株全体が花だらけになります。

仕立てることをせず、広い空間で自由に好き放題咲かせたいバラです。
このニュイ・ド・ヤングも「「村」お花畑計画」の候補のバラです。



「村」の放射線量は?その1

2011-06-21 19:00:00 | 野良
前回(ゴールデンウィーク)の時よりも、集落に人気が多くなています。
線量があまり高くないということで戻ってきているのか?
または避難先からの一時帰宅なのかは分かりません。

通り道、表で作業をしている親子としばし会話をして、「村」へ入れば 「おやっ!」
草地はきれいに採草され、小屋の周りだけが刈り残されていました。
たぶんセシウムの含まれている牧草でも、食べさせてあげなければという酪農家の苦悶が伝わってきます。
もちろん生乳は搾乳されても廃棄されてしまうのです。

草を刈ってくれるのは良いのですが、問題がないわけでは無いのです。
以前も取り上げましたが、移植した花木までもが刈られてしまうからです。
案の定、連休中に移植しておいた林檎と洋ナシは、跡形もなく刈り払われていました。
今年は採草はされないだろうと思っていた自分の判断ミスでした。

さて、まずは小屋の周りの草刈ですが、これに先立って数か所の放射線の測定を済ませておきます。
まずは線量の高いと思われるコンクリート製の井戸のふたです。


次に切株で作ったイスを計測すれば、予想通り高いな~。

切株が高いのは粒子または溶けたセシウムがしみこんでしまうためです。
コンクリートの上がそれほど高くなかったのは洗い流された為?でしょうか。
いずれにしても、1.5mでの空間線量は0.6~0.8μSv/hなのでちょっと高めです。

10AM過ぎからいよいよ草刈です。
2時間弱の格闘の末どうにか綺麗になりました。
刈り払った草は敷地内の排水路となる所に集め、セシウムがやがて水に流れるようにしておきます。



草を刈れば美しいヨーロッパ風庭園が現れます。         

手前からイスパハン、ロサ・ガリカ・オフュキナリス、ホワイト・プロバンス、ロサ・ダマスケナ、サラ・バンフリート

草刈後にもう1つの切株イスの放射線を計って見ると、1.36μSv/h う~ん高いなぁ~。


昼飯と昼寝の後に小屋の後側の草刈です。
雨が落ちて来たので様子を見ながらの庭園の手入れ作業。
とりあえず庭園の主役バラ園の線量測定です。

ハイブリッド・ルゴサのサラ・バンフリートは0.80μSv/h
いい香りが辺り一面に漂っています。

とても美しい花ですね!

サラ・バンフリートの株元は0.85μSv/hでちょっと高め。


ようやく咲きはじめたダマスクのイスパハンも0.80μSv/h、1mを少し超える程度の高さです。


ハイブリッド・ルゴサのローテス・メイヤーは0.99μSv/h、この数値はあまりあてになりません。
上昇へのステップのような数値で、高くなる時にはよく表れる数値です。
地表から30cmくらいの高さです。


ためしに隣のこれまたハイブリッド・ルゴサのトパーズ・ジュエルでは1.14μSv/h、やはり高いな。


同じトパーズ・ジュエルでちょっと場所を移動してみると1.60μSv/hまで上昇しました。

ここは雑草も無く地面がむき出しのままだった所です。
ちょっと高めなのが気になります。

このあと雨が強くなったのしばらく小屋へ避難の後、日没の頃に再び敷地の線量測定をおこないました。
それらはまた明日報告することにします。