大平山から社山へ向かいます。
南側に浮かぶ雲がどんどん大きくなって、太陽を隠すようになりました。
これでは写真にはならないので、ここぞとポイントを決めて太陽が顔をのぞかせるのを待ちます。
そんな風に歩いているのでなかなか先へは進めません。
それでも途中暗くなってしまっても、阿世潟峠から林道を下れば問題はないだろうと。
本日は珍しくヘッドランプ持参。 だからのんびりとのんびりと。
せっかく夕暮れまで晴れの予報、こんな穏やかな晩秋の日、早々に下山してはモッタイナイかな。
残照、 赤倉山と半月山の真ん中へんの山。 中央のガレ沢の右側尾根の岩峰は・・・
真ん中の支尾根の曲線がとても美しい。
そうそう、山を歩くときはいつもNHKのラジオを時計代わりとクマさん対策に聞いています。
そして、この日の午前10時前、足場の不安定な急斜面をあえぎ登っていると、ラジオから素晴らしい曲が流れてきたのだ~。
あおい洋一郎のショート番組の中でエルモア・ジェームスの話が始まった・・・。
エルモア・ジェームス、言わずと知れたスライドギターの名手、ブルースの巨人だ~。
で、流れてきたのが10年以上前だったろうか、飛行機事故で亡くなってしまったスティーブ・レイヴォーンのカバーによる Sky is Crying 。
超絶のスライドギター、これだからNHKのラジオ番組が好き、民放の若者向けアホ番組とはわけが違うのであります。
エルモア・ジェームスの多くを知るわけではありませんが、多くのミュージシャンにカバーされていることから耳にすることが少なくありません。
オールマン・B・B、クラプトン、はたまた憂歌団などなど・・・
踏み跡を大きく外れてしまいました。 元に戻りましょう。
もうすでに乾いていると思っていた笹はちょうど雪が解け、今がまさに旬!
膝から下はすでにビッショリ、スパッツも持参はしているものの、防水無しおまけにショート、このまま進みます。
見えてきました山上の楽園、前回はこの楽園で撮影中に煙に巻かれてしまいました。
楽園は美しいところ。
シカさんが5頭くらい奥の丘のほうへ走っていきました。 シカさんの楽園でもあるんです。
楽園の縁で
遠く袈裟丸連山が見えます。 ありゃ~ 日陰が迫ってきた。
日陰の時間が多くなってきました。 とりあえず、日が差し込んだらその部分をカメラに収めていきます。
きょうはこんな具合に
完全に日陰に入ってしまいました。
遠くに露出を合わせれば手前は黒つぶれするし、手前に合わせれば遠くは飛んでしまいます。
このへんで手を打っておきましょう。 手前のダケカンバが美しく撮れています。
さて、社山に到着しました。まだ2時を少し過ぎたばかりです。
このまま勝手知ったる南尾根を下りてしまうか、それとも・・・
山頂付近から南を見れば左方向にきれいな尾根があります。南尾根をだらだら下るより初めての尾根を下ったほうが新鮮、これを下ることにします。
以前どなたかのレポで見たことのある南東尾根でしょう。だとすれば林道へ間違いなく出られるはずです。きょうは地図無し。
なだらかな笹の斜面をどんどん下って行きます。 日の光が徐々に良くなっていきます。
適当なところで社山を振り返っておきます。美しい尾根です。
望遠レンズに変えて美しいダケカンバの林を撮ります。
大平山方面もアップで
皇海山から遠く袈裟丸連山まで見えます。
半月山もアップで、 何時かは登ってみたい山だけれども・・・
赤倉山から北へ走る尾根、半月山との真ん中辺り。
10月に無料駐車場でお会いした東京のおじさん、赤倉山の良さを話されていました。
今年はもう無理かもしれませんが、いつか赤倉山周辺も歩いてみたいな、一番上の写真を撮りながらそう思いました。
自分のいるところにスポットライトが当たったみたい。
藪も全然なく大変歩きやすい尾根、 南尾根よりも好きになりそう。
ほら、 こんなにも美しい。 しかしシカさんが多いな~
楽しい尾根下りは続きます。
落葉松の紅葉ももう終わり、 1週間早かったならさぞかしきれいだったろうな~。
なかなか楽しい痩せ尾根になってきました。
おっと! ナイフリッジが現れましたよ。 手前を下って巻くような踏み跡もありますが・・・
面倒なのでこのままナイフの刃を渡ることにします。
渡り切り振り返って。 高所が苦手な方は素直に巻きましょう。
光がいい色になってきました。
冬枯れの林が美しい
こんなミズナラの木も
シカさんの食害除けのネットを巻かれた落葉松が出てきたら林道です。
林道に出てからは、夕日に照らされる周りの山々を撮りながらのんびりと。
人気の全くないこんな時間の林道歩きは楽しい。
谷底の空気は冷たくてほてった体には大変気持ちが良い。
林道脇で見つけた秋の終わり。 ブレない程度にスローシャッターで。
5月に ひよこのお菓子抹茶味を見つけたところには、モグたんが。 どうしたのかな?可哀そうにね。
こずえ越しの夕日が美しい。
お日様は遠く鋸山の辺りに沈むのかな?
尾根は三川ダムから大平山へせり上がっていく尾根です。
きょうも一日が終わります。 もちろん無料駐車場には誰もいません。
Nikon D700 AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
撮影枚数は1058枚でした。
南側に浮かぶ雲がどんどん大きくなって、太陽を隠すようになりました。
これでは写真にはならないので、ここぞとポイントを決めて太陽が顔をのぞかせるのを待ちます。
そんな風に歩いているのでなかなか先へは進めません。
それでも途中暗くなってしまっても、阿世潟峠から林道を下れば問題はないだろうと。
本日は珍しくヘッドランプ持参。 だからのんびりとのんびりと。
せっかく夕暮れまで晴れの予報、こんな穏やかな晩秋の日、早々に下山してはモッタイナイかな。
残照、 赤倉山と半月山の真ん中へんの山。 中央のガレ沢の右側尾根の岩峰は・・・
真ん中の支尾根の曲線がとても美しい。
そうそう、山を歩くときはいつもNHKのラジオを時計代わりとクマさん対策に聞いています。
そして、この日の午前10時前、足場の不安定な急斜面をあえぎ登っていると、ラジオから素晴らしい曲が流れてきたのだ~。
あおい洋一郎のショート番組の中でエルモア・ジェームスの話が始まった・・・。
エルモア・ジェームス、言わずと知れたスライドギターの名手、ブルースの巨人だ~。
で、流れてきたのが10年以上前だったろうか、飛行機事故で亡くなってしまったスティーブ・レイヴォーンのカバーによる Sky is Crying 。
超絶のスライドギター、これだからNHKのラジオ番組が好き、民放の若者向けアホ番組とはわけが違うのであります。
エルモア・ジェームスの多くを知るわけではありませんが、多くのミュージシャンにカバーされていることから耳にすることが少なくありません。
オールマン・B・B、クラプトン、はたまた憂歌団などなど・・・
踏み跡を大きく外れてしまいました。 元に戻りましょう。
もうすでに乾いていると思っていた笹はちょうど雪が解け、今がまさに旬!
膝から下はすでにビッショリ、スパッツも持参はしているものの、防水無しおまけにショート、このまま進みます。
見えてきました山上の楽園、前回はこの楽園で撮影中に煙に巻かれてしまいました。
楽園は美しいところ。
シカさんが5頭くらい奥の丘のほうへ走っていきました。 シカさんの楽園でもあるんです。
楽園の縁で
遠く袈裟丸連山が見えます。 ありゃ~ 日陰が迫ってきた。
日陰の時間が多くなってきました。 とりあえず、日が差し込んだらその部分をカメラに収めていきます。
きょうはこんな具合に
完全に日陰に入ってしまいました。
遠くに露出を合わせれば手前は黒つぶれするし、手前に合わせれば遠くは飛んでしまいます。
このへんで手を打っておきましょう。 手前のダケカンバが美しく撮れています。
さて、社山に到着しました。まだ2時を少し過ぎたばかりです。
このまま勝手知ったる南尾根を下りてしまうか、それとも・・・
山頂付近から南を見れば左方向にきれいな尾根があります。南尾根をだらだら下るより初めての尾根を下ったほうが新鮮、これを下ることにします。
以前どなたかのレポで見たことのある南東尾根でしょう。だとすれば林道へ間違いなく出られるはずです。きょうは地図無し。
なだらかな笹の斜面をどんどん下って行きます。 日の光が徐々に良くなっていきます。
適当なところで社山を振り返っておきます。美しい尾根です。
望遠レンズに変えて美しいダケカンバの林を撮ります。
大平山方面もアップで
皇海山から遠く袈裟丸連山まで見えます。
半月山もアップで、 何時かは登ってみたい山だけれども・・・
赤倉山から北へ走る尾根、半月山との真ん中辺り。
10月に無料駐車場でお会いした東京のおじさん、赤倉山の良さを話されていました。
今年はもう無理かもしれませんが、いつか赤倉山周辺も歩いてみたいな、一番上の写真を撮りながらそう思いました。
自分のいるところにスポットライトが当たったみたい。
藪も全然なく大変歩きやすい尾根、 南尾根よりも好きになりそう。
ほら、 こんなにも美しい。 しかしシカさんが多いな~
楽しい尾根下りは続きます。
落葉松の紅葉ももう終わり、 1週間早かったならさぞかしきれいだったろうな~。
なかなか楽しい痩せ尾根になってきました。
おっと! ナイフリッジが現れましたよ。 手前を下って巻くような踏み跡もありますが・・・
面倒なのでこのままナイフの刃を渡ることにします。
渡り切り振り返って。 高所が苦手な方は素直に巻きましょう。
光がいい色になってきました。
冬枯れの林が美しい
こんなミズナラの木も
シカさんの食害除けのネットを巻かれた落葉松が出てきたら林道です。
林道に出てからは、夕日に照らされる周りの山々を撮りながらのんびりと。
人気の全くないこんな時間の林道歩きは楽しい。
谷底の空気は冷たくてほてった体には大変気持ちが良い。
林道脇で見つけた秋の終わり。 ブレない程度にスローシャッターで。
5月に ひよこのお菓子抹茶味を見つけたところには、モグたんが。 どうしたのかな?可哀そうにね。
こずえ越しの夕日が美しい。
お日様は遠く鋸山の辺りに沈むのかな?
尾根は三川ダムから大平山へせり上がっていく尾根です。
きょうも一日が終わります。 もちろん無料駐車場には誰もいません。
Nikon D700 AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
撮影枚数は1058枚でした。