初歩の電子工作とデジカメの日記

電子工作備忘録とデジカメで撮影した写真のブログです。

横浜市場まつり 2016

2016-10-25 11:40:54 | お出かけ
東京は築地に中央卸売市場があるのは知っているが、横浜はそれがどこにあるのか知らなかった。ネットで調べると「横浜ベイクオーター」の先の埠頭にあり、横浜駅から徒歩20分位で行けることが分かった。ネットで調べた翌日、10月23日(日)はちょうど年1回開催の「横浜市場まつり」が開かれることも分かったので早速出かけた


ここに横浜市の中央卸売市場があるのを初めて知った。



「横浜市場まつり」会場入口(卸売市場 本場入口)
ここに到着したのが11時過ぎになってしまったので、目指す買物の"大粒はまぐり"はもう売り切れになっていたので"サザエ 6個入り"を1,000円で買い求めた。
昼食は場内の売店で"鉄火丼" 700円を買って、飲食エリアで済ませた



横浜駅への帰路途中の公園から見た「みなとみらい地区」の景観をパチリ。
この方角から「みなとみらい地区」を見たのは初めてだ。



ESP8266ボードとBLYNK

2016-10-22 11:39:19 | ESP8266
前回の「ESP8266ボードを使ってiPadからLED点灯,消灯を制御する」では最終的にiPadの入力画面に文字、数字を入力してLEDの点滅を制御するやり方でした。これでは入力欄の文字、数字をその都度書き換えて入力することが必要です。これらの手間を省き、iPadの画面にちょっと洒落たユーザーインターフェイスを作れるアプリ[BLYNK]があることを知りました。早速使ってみます


使用するスイッチサイエンスの[ESPr-developer]ボード
3.3V対応USBシリアル変換IC FT231XSが本体に搭載済み
5V→3.3V 変換電源レギュレーター XC6222B(最大出力電流700mA)も本体に搭載済み
[Reset Method]を[nodemcu]に変えておけばリセットボタンなどを押す必要がない
USBケーブル(A - microBタイプ)をPCと接続するだけの簡単、楽チン設定だ


回路は前回の「ESP8266ボードを使ってiPadからLED点灯,消灯を制御する」と同じくESP8266ボードのgpio13番ピンにLEDの (+)側を接続、 (-) 側はブレッドボードのGNDラインに落としてます


[BLYNK]を使うステップに入ります
Blynkは、iPad、iPhoneやAndroid端末からESP-WROOM-02(Arduino)をインターネット経由で制御できるクラウドサービスでiPad(モバイル端末)のユーザーインタフェース(画面構成、画面デザインも含む)を仕上げるにはArduino IDEのスケッチ(プログラム)にHTMLやCSS、JavaScriptといったWebプログラムも作り込まなくてはならない。
そうした面倒な作業を、リアルタイムで「画面で見たまま」設計できるのが[Blynk]だ
[BLYNK]アプリを利用する手順

  • 開発環境「Arduino IDE」を最新のバージョンにする
  • Arduino IDEで使うためBlynkのホームページに掲載されている[Blynkライブラリー]をZIPフォルダでダウンロードする。
  • このZIPフォルダを開発環境"Arduino IDE"のメニューバー[スケッチ]→[ライブラリーをインクルード]→[ZIP形式のライブラリーをインストール]とたどる一連の作業で"Ardino IDE"内のライブラリーにインストールできる
  • .iPad(端末)側にコントロール用プログラム[BLYNK](iOS用プログラム)をApp Storeから入手する。(Android用はGoogle Playから入手する)

これにより"Arduino IDE"で[BLYNK]を使ういろいろなスケッチができるようになった


ステップ1 "Arduino IDE"で[スケッチの例]から
①[Blynk]をタップ
②[Board_WiFi]をタップ
③[ESP8266_Standalone]を開く

[ESP8266_Standalone]のスケッチ画面


これで[Arduino IDE]側の[BLYNK]を利用する設定は完了です。次回は[iPad]側の設定を説明します





ESP8266ボードを使ってiPadからLED点灯,消灯を制御する

2016-10-15 17:27:17 | ESP8266
前回ESP8266ボードのWiFi機能を確認したので、今回はこのWiFi機能で外部デバイスの iPad からLEDの点灯、消灯をコントロールします。
月刊誌「トランジスタ技術」の2016年9月号でESP8266-Wroom2の特集記事が掲載されています。その記事をなぞる形で動作確認をしてみました


使用する部品はESP8266ボード、LED、抵抗(330Ω)だけです。
回路は以前組んだLED点滅回路をそのまま利用します



プログラム(スケッチ)も「トランジスタ技術」本誌の記事に掲載されているスケッチをそのまま使用しました。
"SSID","Password"の部分を自分が接続しているWiFiルーターのSSID,Passwordに変えるだけで、PCにESP8266ボードをUSBケーブルで接続して、スケッチの書き込みをすれば作業は完了です



スケッチの書き込みが成功した後、シリアルモニターを起動すると、スケッチにより画面にESP8266ボードのIPアドレスが表示される。このIPアドレスの数字をi Padの入力に使用する



書き込みが済んだらESP8266ボードとPCを接続していたUSBケーブルは外して、ESP8266ボードへの給電はモバイルバッテリーに切替える。
iPadの入力欄にさっきのIPアドレスとその後に /L1 と入力
iPadの画面にLED=1の表示があり、回路基板のLEDが点灯する


iPadの入力欄にIPアドレスとその後に /L0 と入力
iPadの画面にLED=0の表示があり、回路基板のLEDが消灯する
iPadから単体のESP8266ボードへの制御が成功した。


ESP8266ボードをWiFi接続する

2016-10-09 12:29:52 | ESP8266
ESP8266ボードの機能の中で一番の魅力は廉価に、簡単にWiFi接続ができることです。前回まではESP8266ボードをAruduinoとして動作させることで完了していました。肝心のWiFi機能は使っていませんでした。今回からいよいよESP8266ボードの無線通信機能を生かしたスケッチ、回路の作成、そして動作を確認します
今回はまずESP8266ボードのWiFi機能の有効性を確認します


Arduino IDEへの書き込みにはこちらに記事に掲載されているスケッチを利用させて頂きました



スケッチ7,8行目のSSID名とパスワードを自宅のWiFiルータの文字、数値を入力するとそのまま利用できました



ESP8266ボードをパソコンとUSBケーブルで接続、因みにパソコンも同じWiFiルータと無線接続になっています。
画像右側のLEDはESP8266ボードが正常にWiFiルータと無線接続されている間は点灯しています



Arduino IDEのシリアルモニターを開いてESP8266ボードのWiFi接続を確認しました。
最後の行にESP8266ボードのIPアドレスも表示されています




ESP8266ボードで温湿度、気圧センサーを使う その2

2016-10-06 11:08:03 | ESP8266
前回の記事で最後の部分がきちんと表示されませんでしたので、その部分を改めてアップしました


一番肝心のスケッチ(プログラム)はこちらのブログ記事を利用させて頂きました



動作確認を[Arduino IDE]のシリアルモニターでしました。こんな小さなセンサーモジュールで温度、湿度、大気圧が簡単に計測できることにびっくりです。


ESP8266ボードで温湿度、気圧センサーを使う

2016-10-06 07:59:22 | ESP8266
ESP8266ボードでI2C接続のセンサーモジュールを使って、室内の温度・湿度・大気圧を計測しました


使用部品1:
ESP8266-wroom2 developer
(スイッチサイエンス)
長い足のピンソケットをハンダ付けしています。シールは同HPよりダウンロードして貼り付け
使用部品2:
BME280使用 温湿度、気圧センサーモジュール
[AE-BME280](秋月)
同梱のL型ヘッドピンをハンダ付けする


回路図はいつも通りソフト [BSch 3v]で作成した



ブレッドボードに部品を配置、結線する


BME280センサーESP8266ボード
VDD3.3v
GNDGND
CSB3.3v
SDIIO4
SCKIO5
SDOGND


一番肝心のスケッチ(プログラム)は

動作確認を[Arduino IDE]のシリアルモニターでしました。こんな小さなセンサーモジュールで温度、湿度、大気圧が簡単に計測できることにびっくりです。












ESP8266 ボードでLCDディスプレイ 8桁2行 を制御する

2016-09-18 11:12:33 | ESP8266
ESP8266ボードをArduino化しての「Lチカ」動作確認が完了したので次に「LCDディスプレイ」を使っての動作確認をします。


使用部品1:
ESP8266ボード
スイッチサイエンスの「ESPr developer」に足の長いピンソケットとピンラベルシートを取り付けています

使用部品2:
I2C接続小型LCDモジュール(8 x 2行)キット
秋月電子通商で購入


自分はキットを購入し、ハンダ付け作業をしたのだが持ち前の不器用さで時間を取られた。完成品もあるのでそちらのほうが良いかも。


回路図はソフト「Bsch 3v」で作成した。I2C接続なので使用するピンが少なく、配線は楽になる。


ブレッドボード上に部品を配置、ジャンパ線で結線してハードウエアは完了

スケッチ(プログラム)はexabugsさん投稿のこちらの記事に掲載のものをそのまま利用させて頂きました。
Arduino IDEにコピー&ペーストして、ESP8266ボードに書き込んでソフトウエアも完了


動作確認作業の開始
Arduino IDEのシリアルモニターを立ち上げる。設定は"CR+LF" "115200bps"
シリアルモニターの入力欄に"ESP8266"の文字と数字を入力→[送信]ボタンを押下する


8桁2行のLCD画面に"ESP8266"が表示された


続けてシリアルモニターの入力欄に"Hello !"の文字と記号を入力→[送信]ボタンを押下する


8桁2行のLCD画面の2行目に"Hello !"が表示された





ESP8266ボードをArduino化する

2016-09-15 11:05:44 | ESP8266
ESP8266ボードをArduino化する詳しい方法はググれば先人の方々が教えてくれていますので、それらの記事を参考にしてください。ここでは簡単に手順を書くに留めます。

  1. PCにはarduino.ccからリリースされている最新のArduino IDEをインストールする
  2. Arduino IDEにESP-WROOM-02のボードを追加する
  3. 通常のArduino同様の手順でプログラムを書き込む


Arduino IDEでは画像のように「ツール」タブの項目を赤下線の部分を変更した
シリアルポートのCOM番号15は自分の場合です。あ、それと「upload speed」も115200に変えてます



ESP8266ボードArduino化最初はお決まりのLチカを動作確認します
IO13にLEDを接続し、330Ωの抵抗を経由してGNDに落としています


スケッチはArduinoのLチカのスケッチと全く同じです

void setup() {
// initialize digital pin 13 as an output.
pinMode(13, OUTPUT);

}

void loop() {
digitalWrite(13, HIGH); // turn the LED on (HIGH is the voltage level)
delay(400); // wait for a second
digitalWrite(13, LOW); // turn the LED off by making the voltage LOW
delay(400); // wait for a second

}


使用したスイッチサイエンスのESPr Developerは、とても楽チンなボードです
1. 3.3V対応USBシリアル変換IC FT231XSが本体に搭載済みなのでボードをA→MicroBタイプのUSBケーブルでPCと接続すればArduino IDEを利用できる
2. 5V→3.3V 変換電源レギュレーター XC6222B(最大出力電流700mA)も本体に搭載済みなので電圧変換も何も設定なしで実行される
3. 最初に書いたように「Arduino IDE」の[ツール]のボード設定の内容にある[Reset Method]を[nodemcu]に変えておけばスケッチの書き込み、動作実行時に切替えるための数回ボタンを押す煩わしさがなくなる

ブレッドボードへの取り付け用のピンはピンヘッダではなく、Arduino用?の足の長いピンソケット10P x 2本を使っています。これによりジャンパ線をボード本体に直接接続できます。またボード本体のピンのシルク印刷の文字は小さく、読みづらいのでシールを貼っています。


espr blink

Arduino → ESP8266 とは?

2016-09-13 11:00:21 | ESP8266
8ビットマイコン「Arduino」は無線通信の機能を持っていないので[Arduino]から無線でデータを送るとか、無線で[Arduino]のプログラムを実行、制御するためには別途無線通信ができるデバイスを用意、設定する必要があった。[Ethernetシールド]、[XBee-WiFi]等だ。ただ設定が面倒なのと、価格がちょっと高いと感じて二の足を踏んでいたが、いろいろ調べているうちに[ESP8266]を知ることになった。


[ESP8266]は WiFi チップで、モジュールも [ESP-01] から [ESP-14] そして [ESP-WROOM02] と種類が多いが、モジュールそのままではピンの間隔が狭い(1.5mmピッチ)のでユニバーサル基板やブレッドボードでは扱いにくい。
そこで日本の技適を通している [ESP-WROOM02] モジュールのピン間隔を2.5mmに引き出した変換基板が各社から販売されている。





ESP-WROOM02モジュール 15 x 12 mm
購入品1:
ESP8266ブレークアウトボード(変換基板)=マイクロテクニカ製
購入品:2
ESP8266ブレークアウトボード(変換基板)=スィッチサイエンス製A
購入品:3
ESP8266ブレークアウトボード(変換基板)=秋月電商製
購入品:4
ESP8266ブレークアウトボード(変換基板)=スィッチサイエンス製B
購入品:5
ESP8266ブレークアウトボード(変換基板)=スィッチサイエンス製C


いつの間にか [ ESP8266ブレークアウトボード ] (この記事ではこれ以後 [ESP8266ボード ] と呼ぶことにします)は5機種も買っていましたが、最終的にはスイッチサイエンス製のBを使っています
5機種も買ってしまった理由はなるべく使いやすいもの、を求めてが一番ですが購入後最初にボードの動作確認のためATコマンド入力をするのですが、そこでATコマンド入力ミスをして先へ進めなくなり動作確認が中途半端にストップしてしまったことも理由の1つです。
そんな事情もあり次回はこのボードでのATコマンド入力による動作確認を諦め、ボードをArduino化してArduinoのスケッチの動作確認をします。



Arduino備忘録 15 (2桁 7セグメントLED専用基板製作)

2016-08-11 10:31:51 | Arduino Uno
7セグメントLEDを使う電子工作では、それが何桁であろうとArduinoと接続するためにはジャンパ線を数多く必要とするので、ブレッドボード上ではジャンパ線が錯綜して正にスパゲッティ状態になってしまう。
ジャンパ線の接続を楽にするのと見栄えを少しでも良くするために前回の「1桁7セグLED」の時に専用基板を製作してうまく仕上がったので今回は「2桁7セグLED」の専用基板を製作した


実体配線図の作成
Photoshop Elementsを使用。ユニバーサル基板はいわゆるCタイプサイズ(72mm x 47mm)として作図
抵抗器はハンダ付け箇所の減少になる集合抵抗を使用した。
基板上は部品の「2桁7セグLED」と「集合抵抗器」そして「Arduino」と接続するための「ピンソケット 1 x 8」だけのすっきりした部品面になる



完成した「2桁7セグLED」専用基板の部品面



基板のハンダ面。リード線はすべて「錫メッキ線」を使ったので交差する部分には絶縁のため「収縮チューブ」を通した



基板と「Arduino」の結線
ジャンパ線は8連のフラットケーブルを使ったのでより一層基板上はすっきりしている
基板上部の2本のジャンパ線は桁を表示する「Arduino」11pin , 13pinと繋がっている。



以前のスケッチを使用し、「Arduino」への書き込みが完了すると表示面にはっきり、くっきりと数字が映し出された(スモーク加工のプラ板も使用している)。