初歩の電子工作とデジカメの日記

電子工作備忘録とデジカメで撮影した写真のブログです。

Raspberry pi 導入1

2014-06-17 18:33:33 | Raspberry pi
「名刺サイズのパソコン」の名に惹かれ、「Rspberry pi」についてWebや書籍で情報収集→学習に入り込んだ。・・・・その結果は自分の性格通りやはりこの手の平に乗るミニパソコンを買ってしまったのだ。


ラトルズ刊「Raspberry Pi で遊ぼう!」を読みながらこのミニパソコンの導入作業を進めています


Rspberry Pi本体はAmazonでネット注文、翌日には配送されてきた。早い!
薄い化粧ボール箱にパンフレット1枚と本体のみの中身です。取扱い説明書のような冊子はありません。



Raspberry Pi本体の表側の部品配置は画像で
左辺上・・・LANケーブルポート
左辺下・・・USBポート 上段下段の2口タイプ
正面手前辺左側・・・3.5mmオーディオ出力端子(ブルー色)
正面手前辺右側・・・ビデオ出力端子(普通のテレビ画面がRspberry Piのモニターとして使用できる)
右辺上・・・micro USB挿入端子(Rspberry Piの電源となる)
正面奥辺・・・HDMI端子挿入ソケット(ディスプレイに専用端子がある場合使用可能)



Raspberry Pi本体の裏面
右端にSDカード挿入口が見える



本体と一緒に買ったOSのディスクイメージ書込み済み8GBのSDカード
Raspberry Pi のロゴマーク付き



新たに買ったその他の部品1:
TV接続用のケーブル(自室のテレビにはHDMI端子は付いていない)
当面は黄色のケーブル(映像用)のみ使用する



新たに買ったその他の部品2:
USB接続のキーボード
現在パソコンで使用中のキーボードはワイヤレスのため、購入した。



Raspberry Pi本体にSDカード、ビデオケーブル、キーボードを接続してからmicro USB(電源)ケーブルをUSB ACアダプター経由で通電
microUSBケーブルとUSB ACアダプターは手持ちがあった。



OSをSDカードにインストール中のTVの画面
普段は普通のTV番組や録画番組を見ている画面がパソコン画面に変わっているのが何とも不思議に思える
次回に続く













3Vボタン電池でATtiny2313を動かす

2014-06-09 21:58:36 | AVR
AVRマイコンは電圧が3Vでも動作するので電源電圧を3Vの「ボタン電池CR2023」として、プログラムの書込みも出来るLED点滅のテストボードを製作した


部品配線図は回路作成ソフト「BSCH3v」で作成



使用したユニバーサル基板(片面)
サイズ73x48
AVRマイコン
ATtiny2313
ピン配置ラベルを貼って使用
ATtiny2313用20P ICソケット
AVR書き込み器「AVRISPmk2」接続リボンケーブル挿入用のピンソケット(2x3= 6P)
画像は2x4の8Pになっているがカットして6Pで使用
LED電流制御用カーボン抵抗 
330Ω
使用LED
5φ、赤色
拡散キャップ(白色)をつけた
基板用スライドスイッチ
基板取付け用ボタン電池ホルダーと
使用電池 CR2032


基板に部品を取付け、配線をハンダ付けしてテスト基板が完成



完成したテスト基板にパソコンとUSBポートで接続しているAVR書込み器「AVRISPmk2」との接続はリボンケーブルを6Pヘッダピンを接続すると2つの緑色ランプが点灯して結線はOKのサイン



使用したプログラム
1秒間隔でLEDが点滅するプログラムです。
このプログラムをマイコンATtiny2313へ書込む工程も無事に完了し、書込み器「AVRISP mk2」の接続ケーブルをはずしてもLEDが点滅するのを確認しました。
このLEDライトは自室で就寝時にスイッチONして、翌朝起床時にスイッチOFFする長時間の使用で3Vボタン電池がどのくらい持続できるのか、をテストします。
LED点滅の様子はYou Tubeへのアップ動画をご覧ください


ATtiny2313 led

アナログ的手順でプリント基板を自作する

2014-06-04 11:45:15 | 電子工作
電子工作で製作物のベースとしては今までブレッドボードやユニバーサル基板を使ってきたが「プリント基板」というのもあることは知っていた。使用電子部品の足(端子、リード線など)をハンダ付けするだけで基板が完成するので他のベースよりもコンパクトで外観がスッキリしているのが良いと思っていた。
ところがこのプリント基板を製作するとなると、○○ハヤトの製作キットと関連機材を買うと一万円以上の出費となり、パターン一種に付き基板は一枚だけあれば良い自分用だけを製作するには費用がかかり過ぎる。そこでネットで情報を収集していると「手書きでプリント基板を製作する方法」の記事がありました!さっそくチャレンジ開始です。お手本、参考にした記事は
「プリント基板の作製方法 お勧めできませんが・・・」
「手書きのプリント基板」です


基板用の配線図面を書籍「ボクのArduno工作ノート」のHPよりダウンロードしてインクジェットプリンターで等倍印刷した。
RGBフルカラーLED点灯回路をArduinoシールド基板にする配線図です。



端材の生基板を図面のサイズに万能ノコギリでカット
基板は大分汚れていました



ヘッダピン用ホールがArduinoの変則8ピンx2のソケットに合うようにするため、秋月で買った@200円のArduino用ユニバーサル基板を生基板に両面粘着テープで仮貼り付けする。



Arduino用ユニバーサル基板のホール穴の上からPROXXONミニルーターで8pinx2のホール穴を生基板に開ける。
使用ドリル刃サイズは1.0φ



搭載部品端子用の穴(0.8φ)もルーターで開ける。
ダウンロードした配線図を見ながら油性マーカー(極細0.4mm 黒色ー100円ショップ)を使って配線ラインを手書きする。
インクが厚塗りになるようにペン先を押し付ける感じで少しずつ書いていく(結構重要なこと)。



マーカーでの書き忘れがないことを確認していよいよエッチングの工程

  1. チャック付きポリ袋に腐食液(エッチング液代替 画材店ー世界堂で購入 税込328円)を適量入れて、その中に生基板を投下、密封。

  2. 風呂の湯温程度(41℃ぐらい)のお湯を洗面器に入れてその中でポリ袋を適宜揺すりながらエッチングを進める。



生基板の端部分の銅箔がなくなっている(溶けている)ことを確認したら基板を取り出し、台所用洗剤(クレンザーの方が良いらしい)で洗浄、スチールたわしで油性インクを剥がす。
乾燥後配線図面と比較して違いがないことを確認



搭載電子部品:
RGBフルカラーLED
カーボン抵抗ー330Ωx2 220Ωx1
8ピンのヘッダピンx2をハンダ付け、LED用の穴が一個多かった。
ジャンパ線やリード線がないので基板上はスッキリ!



基板裏側(ハンダ面)
うわー!汚れてるー、これでも電源電池を接続して通電テストをしたらLEDは3色共に点灯したのでO.Kだ。



Arduino Unoのデジタルポートサイドのピンソケットに完成したプリント基板をはめ込む。
前出書籍のRGBフルカラーLED点灯のスケッチをダウンロード。
Arduino UnoをUSB接続してこのスケッチを搭載マイコンに書込みする。



マイコンへの書込み完了と共にプリント基板上のLEDが点灯して発色のカラーが変化していくのが確認できた。
手作りプリント基板製作が成功した瞬間だ。
実費1,00円以下でプリント基板が製作できたので大満足、今後も簡単な配線のプリント基板作りはこの方法で作業することにしたぞ。
LEDの明かりが七色?に変化する様子はYou Tube動画でご覧ください。

アナログ的自作プリント基板