初歩の電子工作とデジカメの日記

電子工作備忘録とデジカメで撮影した写真のブログです。

釣りバカ日誌19

2008-11-15 12:50:16 | 映画
2月以来9ヶ月ぶりに映画館(シネコン)で映画を観た。毎回必ず観ている「釣りバカ日誌」シリーズ今回で19作めだ。
こういう肩の凝らない娯楽映画は最初から最後まで頭も痛くならず、楽しく笑いながら観れるから好きだ。
あの山田洋次氏の脚本なので毎回安心して観れるのも良い。でも今回気になったことが一つあった。それは恒例の三国連太郎“スーさん”と西田敏行“浜ちゃん”が釣り船の上で絡むシーンが全くなかったことだ。三国さんの体の具合が良くないのかなぁ。
表に出ると夕焼けの空に富士山が影絵となって遠くに見えた。
まだ11月中旬だが街はもうすっかりX'マスの雰囲気になっている。

母べえ

2008-02-12 11:00:58 | 映画
山田洋次監督、吉永小百合主演の邦画「母べえ」を観た。物語は第二次世界大戦前、昭和15年前後の時代設定となっていて60才台の自分が生まれたさらに前の話なので実感は沸いてこない。ただし戦争を真正面から取り上げるのではなく、それによって酷い目にあった市民の生きる姿をある意味では淡々と静かに映した反戦映画となっていることは感じた。
映画が終わり場内が明るくなったが何か心に残るものがなかったのは何故か。戦争を取り上げているのにあまりにも淡々とし過ぎて、のっぺりした感じだけが残った。ネットなどで検索するとこの映画の評価は“賞賛”と“それほどでも”に思った以上に分かれていたのもうなずけた。山田洋次監督作品にしては珍しく観た人全員が同じ気持ちで映画館を後にしたわけではなかった、と感じた。

映画「Little DJ 小さな恋の物語」

2008-01-11 23:00:48 | 映画
映画鑑賞は昨年11月に「ALL WAYS 続三丁目の夕日」を観て以来となる。映画を観るペーストしては良い感じだ。
さてこの映画「Little DJ 小さな恋の物語」を観ての感想を一言で言うと「ラジオの力」を再認識したことだろう。ラジオが好きな自分としてはうれしい物語だがストーリーは悲しい話なので最近もろくなったわが涙腺を刺激し、涙を禁じ得なかった。
挿入される曲もなつかしいが、やはり音の力、声の力は凄いということをまざまざと見せつけられた作品となっている。味わいの全くない、どこを切っても同じ画がでる金太郎飴のような最近のTV番組を見るのをやめて今一度静かにラジオを聴く大きなきっかけになればいいなぁ、と思っている。
ラジオ業界関係者には是非見て欲しい映画だった。

ALWAYS 続・三丁目の夕日

2007-11-30 19:10:50 | 映画
前作を観ているので続編も観た。昭和30年代は正に自分にとっても青春の始めの頃なので、この映画にはどっぷりのめりこんでしまう。キャスティングの素晴らしさもあるが、やはり時代背景が良いのだと思う。あの時代は自分自身の思い出も含めて住んでいた町全体があの感じで、そこにいる住人の隣人への関わり方もあんな感じたった。現在の感覚ではおせっかいとも思える人間関係があそこにはあったし、喜怒哀楽を皆で共有している世界が出来ていた。
今回もラストに近づくにつれ我が涙腺も膨張してきてついには涙が溢れて頬を伝って流れた。良い時代の世界に導かれ、その空気を充分味わうことができた。気付いたことではこの映画を鑑賞する観客の年齢層が極めて高いと感じた。皆自分の若い時の世界に入りたくて観ている感じだった。正にALWAYSだなぁ。

クローズド・ノート(映画)

2007-10-24 14:03:28 | 映画
「クローズド・ノート」
この映画の公開舞台挨拶での不機嫌な態度から大騒動となった女優・沢尻エリカを自分は初めて映画で見た。何も先入観なしでこの映画を見たがスクリーン上の彼女の演技は当たり前の言い方ではありますが”良かった”という印象だったので、あの舞台挨拶の様子が報道された通りであるなら、逆に彼女の演技力は凄いと感じてしまった。この映画での彼女からは想像つかない態度だったのだろう。
映画を見ている途中でどこかで観た映画だなと感じ、何だろうと考えたら昔見た「二十四の瞳」という名画と現代の恋愛物語を併せた映画だなと感じた。