ジオラマで利用するためにLED工作の学習、実習を進めていると"Arduino"とか"japanino"とかの単語に出くわした。
ネットで情報を拾っていくとどうやらそれらは“マイコン”のことらしい。
LEDについてもまだ入口の部分しか理解できないでいる自分、物理、化学(科学も)チンプンカンプンの理科系音痴の自分が何故かこの単語には不思議な魅力を感じてしばらく勉強してみたいと思った。 |
2010年5月に発売されている学研の「大人の科学」vol.27の表紙1
付録に"8ビットマイコン"と"光残像キット"がついている
表紙1を開けると本誌(画像右側)とテクノ工作セット(画像左側)が出てくる
付録のセット方が本誌よりボリュームがあり、本誌が付録のようだ。
セットの箱を開けると出てくるビニール袋に入った8ビットマイコン(japanino)と光残像キット"P.O.V(ポヴ)"のパーツ
赤い袋に"japanino"がはいっている。
本誌70ページから20ページぐらいのボリュームで付録の組み立て方や使い方の記事が載っている。
自分もP.O.Vの組立てまで本誌の解説通りに作ったのだが最後の段階のP.O.Vの光残像がうまく右から左に流れないのでP.O.Vの積極的利用は諦めて別の道を歩むことにした
8ビットマイコン"japanino"部品設置面(表)
左の端にパソコンに接続するためのUSBコネクタと電源に電池を利用する場合の電池ボックス用コネクタがある。
他の記号や"ピン"の意味、役割はまだわかりません。
"japanino"ハンダ面(裏)
侍のイラストが描かれている
製造は他国でも本籍は"日本"だぞという意思表示かな。
自分のパソコンのUSBポートには物理的に直付けができないのでパソコンから延びているUSBタップに"japanino"のUSBコネクタを挿した。
ここからは科学がまったくわかっていない自分一人では進めないのでこちらのHPで紹介されている通りにやってみることにした。
最初は「LED1個を点滅させる」ことから始める。
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japaninoはあくまで装置にしか過ぎないのでパソコン上でプログラムを専用のソフトに書込み(japaninoでは"スケッチ"というらしい)、マイコンボードに転送することが必要だ。
左側の画像がパソコン上のソフト「IDE日本語版」、右側の画像が参考にさせてもらっている[四谷工作研究所]のブログ画面です
[LED点滅の手順]
1.LEDのアノード(+)のリード線を"japanino"の[D13]表示のピンに挿す
2.LEDのカソード(-)のリード線を"japanino"の[GND]表示のピン([D13]の隣)に挿す
3."japanino"をパソコンに接続する
4.パソコンで「IDE日本語版」ソフトにLED点滅のプログラム(スケッチ)を書き込む
5.パソコン上で[スケッチ]を[マイコンボード]に転送する
以上の作業が成功すると次の動画のようにLEDの光が"japanino"の上で点滅する
電源を抜かないといつまでも点滅している
LED1灯点滅