初歩の電子工作とデジカメの日記

電子工作備忘録とデジカメで撮影した写真のブログです。

アクリル板加工

2016-07-02 13:15:03 | 工作
使用を開始した「デジタルクロックラジオ」のデジタル文字の発光部がかなり明るい。昼の時間は気にならないが、暗くなり直接文字を見ると眩しく感じるし、深夜目が覚めたときは部屋の明るさにびっくりするぐらいだ。何とかしたいなぁ~。ある程度透過性のあるカバーを着ければ・・・と小作を開始した。


「クロックラジオ」カバーはアクリル板を加工工作することにした。通販で「アクリルヒーター 50cm 組み立てキット」を購入。パーツは自分でホームセンターや通販で買い揃えることも可能だが価格的には遜色ないと思い、これに決めた。
出来上がっている部分はないので自分で全部組み立て、結合、接着、固定の作業をすることになる。キットと言うより、これは部品(パーツ)セットだ。
これはアクリル板を曲げる工作に使用する。



ホームセンター「ビバホーム」でA4サイズのアクリル板(スモーク)を購入し、「クロックラジオ」前面+奥行きのザイズにPカッターで切削した。ラジオのスピーカー部分に接するアクリル板表面は音が通過するように電動ドリルで穴を規則的に多数開けた。
次に前面部分と奥行き部分の間になるラインを「アクリルヒーター」で加熱し、軟らかくなったら熱いうちに直角に折り曲げた。これで画像のような専用カバーが完成した



カバーをかぶせる前の「クロックラジオ」
デジタル表示の文字が明るいので拡散しているのがわかる。(ピンボケではない)



カバー装着後の「クロックラジオ」
デジタル文字がハッキリ、くっきりになった。照度も下がっているのでこれなら夜に見ても眩しくはないだろう。

アクリルヒーターを使うとアクリル板の曲げ加工が簡単にできるので、これからもいろいろ作る楽しみができた感じだ。




DIY スライドテーブル製作

2012-06-22 21:23:09 | 工作

自分がデスク代わりに使っている“ルミナスプラス・スチールラック”は6段組の3段目がスライドテーブルになっているのだが、購入当初からスライド量が少なく不便をしていた。メーカーに問い合わせたら「もう生産終了製品ですので修理も交換もできません。と、つれない回答。

それでは、と現在使用中のテーブル板にもう一枚木材の板を重ねてスライドテーブルにする工作に取り組んだ。

久方ぶりの本格的工作で途中経過の画像は撮り忘れ、ほとんど完成の段階で撮り始めたので詳細レポートにはなっていないが、自分としては上手に仕上がったのでブログに掲載することにした。



工作前(before):
スチール棚のスライド量は僅か90mm
キーボードでも奥行きは150mmあるので上の段の液晶ディスプレー前で操作していた
この段は筆記用具、本、文書を置くのに使っていた。



通販で買い求めたスライドレール
ベアリングタイプ 400ミリ左右セット 
アイワ金属製 AP-1143C



上下2枚の板を皿タッピング(ネジ)を使ってスライドレールで固定
板の両サイドにレールを固定するのだが、二本のレールが平行に設置されないとテーブルがスライドしなくなるので固定位置は定規を使って正確に書き込む必要がある。

今回の工作で一番神経を使った工程。



スライドレールもスムーズに動いて久しぶりの工作はほぼ完了。
キーボードの前後左右にも大きなスペースができた。



右側面に“はずれ防止金具”を取り付け、ストッパーとした。この製品は100%引き出してもレールからはずれることはないのだが、そんなにデスク面を広くする必要もないので3/4程度のスライド幅に抑えた。



手前の側面には引き出す時に重宝する把っ手を取り付ける。



これでスライドテーブル製作は完了。

出来上がったデスク面は幅800mm、奥行450mmの広さで、これからはパソコン周りの作業が大幅に楽になりそうだ。