省エネの時代なので「太陽光発電」が注目されてから久しい。発電といっても小は電池の充電のためから大は家庭の電気を全部賄うとか、その規模は様々だ。 自分もその話題に入るためにとりあえず「太陽光パネル」を手に入れたので工作をしてみよう。 |
秋月電子通商で買った「太陽電池モジュール 2W SY-M2W」
主な仕様
・最大出力電力(Pmax):2W
・開放電圧(Voc) :6.9V
・短絡電流(Isc) :0.39A
・最大出力時電圧(Vmp):5.9V
・最大負荷時電流(Imp):0.34A
・サイズ :116x116x3mm
このパネルを2枚買いました。
早速、日当たりの良いベランダでテスターだけ接続して出力電圧を計測。
テスターの液晶画面は「6.77V」を表示している。仕様より高めの出力になっている。
2枚のパネルを直列接続すれば約12Vの電圧を得ることができるし、並列接続すれば約600mAの電流となるはずだ。
12Vの電圧をそのまま使うケースは少ないのでDCDCコンバータをAmazonより手に入れた。
「サインスマート 降圧コンバータ(LM2596)キット DC-DC コンバーター Step Down モジュール 1.23V-30V 」で主な仕様は入力電圧:3-40V、出力電圧:1.5-35V(VRで調整可)、最大出力電流:3Aとなっていて完成品になっているが、マニュアルや説明書はない。
画像で右上の青いパーツのネジ(赤丸印)を回わすと出力電圧は可変する。
コンバーターを基板やブレッドボードに載せられるように四隅にあるIN(太陽電池パネル側)の+-端子、OUT(工作物側)の+-端子にピンヘッダをハンダ付けした。
DC-DCコンバーターをブレッドボードに載せてINの+-端子を太陽電池パネルに、OUTの+-端子をテスターに接続。テスターの液晶画面を見ながらVR(青いパーツ)をマイナスドライバーで回して、出力電圧を目的の電圧になるように調整した。画像では出力電圧は3.62Vを表示している。
これで太陽光発電の主要部品の使い方が理解できた。さて何を作ろうかな。