初歩の電子工作とデジカメの日記

電子工作備忘録とデジカメで撮影した写真のブログです。

Japanino vol.3 可変抵抗器でLEDの明るさを調整する

2012-11-06 10:55:42 | japanino
8ビットマイコン"japanino"でLEDを点灯させる実習の3回目。可変抵抗器を使ってLEDの光の明るさを調整します。
他の方々のHP、ブログ記事をお手本にさせて頂いています。


部品の配線図です。(クリックで拡大画像が別窓で開きます)

この図面は"Fritzing"というフリーソフトで こちらのHPよりダウンロードして使っています。こちらの使い方も覚えないと。

Japaninoには部品を乗せられないので、これからはブレッドボードに部品を乗せてJapaninoと配線する方法にします。

画像の青色の部品はJapaninoの本家、Arduinoの構成部品図ですがJapaninoの部品構成もこれと大体同じになっています。



配線画像1
japanino デジタル入出力ピン
[D2] 抵抗へ
[GND] LEDカソード(-)より(赤色ワイヤー使用は不適切、黒色が望ましい)



配線画像2
japanino アナログ入力ピン
[5V] 可変抵抗器1ピンより
[GND] 可変抵抗器3ピンより
[A0] 可変抵抗器2ピンより



配線画像3
ブレッドボードでの配線 電気の流れる方向
Japaninoの[D2]→(青色ジャンパ線)→breadboardの[抵抗]→[LED+]→[LED-]→(赤色ジャンパ線)→Japaninoの[GND]



配線画像4
可変抵抗器の接続
1番ピン(赤)→Japanino[5V]ピンへ
3番ピン(黒)→Japanino[GND]ピンへ
2番ピン(黄)→Japanino[A0]ピンへ



配線が完了してJapaninoと使用パソコンをUSBコネクター(画像ではJapanino左側に突出している黒い部品)で接続する。
画像でJapanino右側の[電源確認LED]が点灯した。



パソコンでの作業
*パソコンで"ArduinoIDE"を起動する
*"ArduinoIDE"に「スケッチ」(プログラム)を書き込む(お手本をコピー&ペースト)
*「スケッチ」(プログラム)を"japanino"へアップロード(転送)

これで"可変抵抗器でLEDの明るさを調整する"ハード、ソフト両面の作業が完了した。
完成動画をご覧ください




可変抵抗器でLEDの明るさを調整する

Japanino vol.2 -スイッチでLEDを点灯させる-

2012-11-01 17:25:26 | japanino
8ビットマイコン"japanino"でLEDを点灯させる実習の2回目です。前回のプログラム(スケッチ)は電源を抜くまでLEDは点滅を続けているので、今回は"スィッチ"を回路に組み入れてON,OFFを切り替えられるようにします。


製作に必要な部品:
8ビットマイコン"japanino",ブレッドボード
カーボン抵抗(330Ω)1本、LED(3mm 砲丸型)1個
タクトスィッチ1個、ジャンパ線(より線)3本
*"japanino"には部品を直付けできないので、小型のブレッドボードを使う



ブレッドボード上の配置、配線
赤色ジャンパ線は"japanino"の[+5v] ピンからスィッチの端子ラインへ
白色ジャンパ線はブレッドボードの電源ラインの(-)から"japanino"の[GND] ピンへ
青色ジャンパ線は"japanino"の[D2] ピンからブレッドボードのスィッチの端子ラインへ
カーボン抵抗はブレッドボードのスィッチの端子ラインから電源ラインの(-)へ接続



"japanino"アナログ入力ピン:
[+5v] ピンに赤色ジャンパ線
[GND] ピンに白色ジャンパ線を挿す



"japanino"デジタル入出力ピン:
[D2] ピンに青色ジャンパ線
[D13] ピンにLEDの(アノード)リード線
[GND] ピンにLEDの(カソード)リード線を挿す

これで部品の配置と配線は完了



部品の配置、配線が完了したら
*"japanino"をパソコンからの延長コードのUSBに接続
*パソコンで"ArduinoIDE"を起動する
*"ArduinoIDE"に「スケッチ」(プログラム)を書き込む
 自分では書込みは出来ないのでこちら〔Arduinoの動かせ方入門]
ブログ記事を利用させてもらいました。
*[IDE]から"japanino"へアップロード(転送)
これらの作業を正しく進めて次の動画のような結果を得られた



スイッチでLEDを点灯させる

japanino 1

2012-10-29 23:04:14 | japanino
ジオラマで利用するためにLED工作の学習、実習を進めていると"Arduino"とか"japanino"とかの単語に出くわした。
ネットで情報を拾っていくとどうやらそれらは“マイコン”のことらしい。
LEDについてもまだ入口の部分しか理解できないでいる自分、物理、化学(科学も)チンプンカンプンの理科系音痴の自分が何故かこの単語には不思議な魅力を感じてしばらく勉強してみたいと思った。


2010年5月に発売されている学研の「大人の科学」vol.27の表紙1
付録に"8ビットマイコン"と"光残像キット"がついている



表紙1を開けると本誌(画像右側)とテクノ工作セット(画像左側)が出てくる
付録のセット方が本誌よりボリュームがあり、本誌が付録のようだ。



セットの箱を開けると出てくるビニール袋に入った8ビットマイコン(japanino)と光残像キット"P.O.V(ポヴ)"のパーツ
赤い袋に"japanino"がはいっている。



本誌70ページから20ページぐらいのボリュームで付録の組み立て方や使い方の記事が載っている。
自分もP.O.Vの組立てまで本誌の解説通りに作ったのだが最後の段階のP.O.Vの光残像がうまく右から左に流れないのでP.O.Vの積極的利用は諦めて別の道を歩むことにした




8ビットマイコン"japanino"部品設置面(表)
左の端にパソコンに接続するためのUSBコネクタと電源に電池を利用する場合の電池ボックス用コネクタがある。
他の記号や"ピン"の意味、役割はまだわかりません。



"japanino"ハンダ面(裏)
侍のイラストが描かれている
製造は他国でも本籍は"日本"だぞという意思表示かな。



自分のパソコンのUSBポートには物理的に直付けができないのでパソコンから延びているUSBタップに"japanino"のUSBコネクタを挿した。



ここからは科学がまったくわかっていない自分一人では進めないのでこちらのHPで紹介されている通りにやってみることにした。
最初は「LED1個を点滅させる」ことから始める。




japaninoはあくまで装置にしか過ぎないのでパソコン上でプログラムを専用のソフトに書込み(japaninoでは"スケッチ"というらしい)、マイコンボードに転送することが必要だ。
左側の画像がパソコン上のソフト「IDE日本語版」、右側の画像が参考にさせてもらっている[四谷工作研究所]のブログ画面です

[LED点滅の手順]
1.LEDのアノード(+)のリード線を"japanino"の[D13]表示のピンに挿す
2.LEDのカソード(-)のリード線を"japanino"の[GND]表示のピン([D13]の隣)に挿す






3."japanino"をパソコンに接続する
4.パソコンで「IDE日本語版」ソフトにLED点滅のプログラム(スケッチ)を書き込む
5.パソコン上で[スケッチ]を[マイコンボード]に転送する
以上の作業が成功すると次の動画のようにLEDの光が"japanino"の上で点滅する
電源を抜かないといつまでも点滅している



LED1灯点滅