沙羅さら日記

ガーデニングや家庭菜園を楽しみながら、
気ままにのんびり暮らしています
2010年、本州から北海道に帰郷しました

庭のバラたち2

2016年06月23日 | 庭のバラたち

 

雨の日が続いていましたが、ようやくお日様が顔を出してくれました。

 バラたちも喜んでいるように見えます

今回はシュラブといわれる  "半つる系"  のバラを紹介します。


「ローゼンドルフ・シュパリースホープ」

この なが〜〜い名前には、ドイツの村の名が入っています。

うどん粉病や黒星病にめっぽう強く、手の掛からない優等生です。

ドイツ作出のバラは強健な品種が多いですね

 

ふんわりとしたフリル状の花びらと、蕾の多さが魅力のローゼン。

好天が続いてくれると枝いっぱいに花が咲き、もっと華やかになるのですが・・・。

 

 

 

 

こちらは「レオナルド・ダビンチ」です。

シュラブ系のバラは、伸ばして育てても短く仕立ててもよいのでとても重宝です。

私はつるにして玄関前のアーチに絡めています。

雨が降ってもへこたれず、散らずに頑張ってくれる強いバラ。

アンティーク調の巻き巻きに胸キュンです


植えてから3年目に入り、高さも2メートルを超えるほど育っています。 




そして「マリア・テレジア 」。

昨年大苗で購入し、上で紹介したレオナルドの向かい側に植えています。

2年目に入り少しずつ花数も増えてきました。

本来は四季咲きのフロリバンダですが、

小型の半つるとして育てることもできるようです。

女帝の名を冠しているだけあって、エレガントな咲き方をします。

ひだのように重なっている花びらは、まるで貴婦人のドレス

 

このドレス、咲き進むとこのようにパーっと広がります

 

 


あと一週間ほどで7月に入りますね。

玄関前のアプローチが少しずつ賑やかになってきました 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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バラが咲き始めました

2016年06月16日 | 庭のバラたち

庭のバラたちがようやく顔を見せてくれました。

少しずつ紹介したいと思います。


「ジュリア」

うちの庭では、このクラシカルな紅茶色はとても貴重。

その理由は、他のバラとの相性も良く、

切り花として楽しむ時など、どんな花色とも調和してくれるからです。

今年の春、植え替えしたので成長が心配でしたが、

無事に花を咲かせてくれました。

 

 


「サラバンド」・・・だと思われます。

亡くなった父が植えたもので、うちのバラの中では一番の古株さん

植えてから優に20年以上は経っていると思います。

花色は朱赤というのでしょうか、目の醒めるような鮮やかさです

 

 

 

「 優 花(ゆうか)」

ソフトピンクの花色は、名前にふさわしい優しい雰囲気です。

残念なことに、この一番花は花びらにシミが出てしまいました

 

 


「カクテル」(つる系)

女優の  "ロミー・シュナイダー"  に捧げられたと言われています。

古くから愛されてきたなじみ深いバラですが、

遅ればせながら、昨年ようやく世界バラ会連合の殿堂入りを果たしました

 




「アンクル・ウォルター」(つる)

まるで絵に描いたような、バラらしい咲き方をします。

花の名に"おじさん"と付いていますが、

まさに、親戚の叔父さんからもらった切り花を

挿し木にして育てたものです。

残念なことに、おじさんは今年の一月に亡くなりました。

この花が咲くたびに、バラが好きだったおじさんを思い出すでしょうね。

 

 


「アイスバーグ」(つる)

これもおじさんのバラを挿し木から育てたものです。

清楚な白い花が魅力です。

とても強健

 

 

 


「ふれ太鼓」(つる)

咲いた当初はオレンジ色ですが、咲き進むと次第に赤色に変化します。

満開になると株全体がお祭りのような賑やかさです。

 


これから咲き始めるバラもありますので、

順次紹介してゆきたいと思います。

時間がありましたら見てくださいね〜

 

  追記  (6/17)

昨日の午後、北海道で大きな地震がありました。

その時、私はスーパーで買い物をしていたのですが、

車でも突っ込んできたのかと思うような大きな振動と音に、

一瞬地震だとは思わず、何が何だかわりませんでした。

揺れが大きかったわりには、今のところ被害の報告は少ないようで

何よりですが、何の前触れもなく突然やってくる地震は本当に怖いです。

普段の心構えが大切ですね。

これを機に、ストックしている保存食のチェックや、

持ち出し袋の点検をしようと思います。

 


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二つのバラ

2015年08月09日 | 庭のバラたち

今日は前回にちらっとお話したバラを紹介します。

ちょうど今、庭に彩りを添えている二種類のバラ。

このバラには深いつながりがあるんですよ。


真紅のバラの名は「ルイ・14世」といいます。

ご存知、フランスの国王で、ヴェルサイユ宮殿を建設したことで有名です。

バラの中央にある黄色いしべは、見ようによっては王冠のようにも・・・。



 一方こちらのバラの名は「アンドレ・ル・ノートル」といいます。

このアンドレさん、実はフランスの造園家で、

なんと、ヴェルサイユ宮殿の庭園を設計した人物なのです。


ルイ14世とアンドレさん。

遡ること350年余り前のフランスで、

ヴェルサイユ宮殿の建設に関わった二人が、

バラに姿を変えて現代に蘇りました。

なんちゃってかなり大げさですが、不思議な気がするんですよね。

また、バラには有名な女優さんの名を冠したものも多いんです。

「イングリット・バーグマン」、「オードリー・ヘップバーン」、

「プリンセス・ドゥ・モナコ(グレース・ケリー)」etc・・・。

想像力を膨らませれば、彼女たちの競演だって夢ではありません。 

それもわが家の小さな庭が舞台だなんて

さて、第二幕の秋バラの競演が待ち遠しいな~ 

 


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元気なバラたち

2015年07月09日 | 庭のバラたち


ここ数日雨や風の強い日が続き、花びらが傷んだり、

花首からもげてしまったバラもありました。

それでも次々と新しい花芽が生まれています。

植物って強いですね。



つるバラの「 つるミミエデン」です。

今のところ持病 の  "うどんこ病"  にも罹らず、元気に咲いています

アンティークな巻きまきの花は、中心になるにしたがって

ピンク色が濃くなります。

抱きしめたくなるような可愛らしさです

 

  

 


「ローゼンドルフ・シュバリースホップ」。

こちらは四季咲きのつるバラです。

長い花名はドイツ語で「バラの村 シュバリースホップ」という意味で、

作出したコルデス社の所在地だそうです。

やさしいピンク色の花びらは、ひらひらしたドレスのようです。

 

 


こちらもやはり四季咲きつるバラの「アンクル・ウォルター」。

古い品種で1963年にイギリスで作出されました。

剣弁高芯咲きという、絵に描いたようなバラらしい咲き方をします。

ベルベットの質感を持つ大輪の真っ赤な花は夏の女王様。

親戚のオジさんからもらった切り花を

挿し木で増やした思い入れのあるバラです

 



 ここからは、フロリバンダ(FL)の紹介です。

昨年仲間入りした「ジークフリート」。

物語の英雄の名を冠したあたり、いかにも強健そうです。

ロゼット咲きの花の中に、いったい何枚の花びらが埋もれているのでしょうね。

作出はドイツのコルデス社で、2010年の誕生です。

 

 


「 マーガレットメリル」です

清楚な印象の白い花は、花びらの枚数は少ないのですが、

とてもよい香りがします。

今年はいち早く黒点病にやられましたが、何とか乗り切っています。

 



「優香」というやさしい和名の付いたバラです。

フロリバンダらしく、花束のようにたくさんの花をつけて楽しませてくれます。

今年は早い時期にうどんこ病を患いましたが、

早めに処置をしたので元気になりました。




そして最後はこの春の新入りさん「ノヴァーリス」を紹介します。

キャチフレーズは "最強の青バラ"

青バラ系の中で、最も丈夫だという触れ込みです。

"青バラ"  といっても、実際は青みがかったパープルです。

今の段階ではこの色が精一杯ではないでしょうか。

何十年後には本当に青いバラが出現するかもしれませんね

  


 


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今年のバラたち 

2015年06月21日 | 庭のバラたち

今年もバラの季節を迎えました。

庭を歩いていると、フルーティな甘い香りが出迎えてくれます。

このところ心がウキウキしているのは、きっとそのせいでしょうね


早春に施した肥料や、殺菌剤散布のタイミングがよかったらしく、

どのバラも元気に花を咲かせています。

そんなバラたちを少しずつ紹介したいと思います。


今回は"つるバラ" です。

三年目を迎えた 「アンジェラ」。

今年はパーゴラのてっぺんまで届きました

 

小さな抱え咲きがキュートでしょ



こちらは「ピエール・ドゥ・ロンサール」。

アンジェラの向かい側で恥ずかしそうに顔を覗かせています。

アンジェラと同じ時期に植えたのですが、成長がゆっくりなので

まだパーゴラの中間ほどの高さです。

 

巻き巻きでアンティーク調の大きな花を咲かせます。

この咲き姿がなんとも魅力的



「ふれ太鼓」です。

咲き始めは黄色ですが、次第に赤色に変化する賑やかなつるバラです。

一輪でもこのあでやかさ

庭に咲いているバラの中でも、ひと際目立つ存在です



玄関前のアーチに絡めている「レオナルド・ダ・ビンチ」。

私は小さめのつるバラとして使っていますが、

低めにカットして木立のバラにしても

とっても重宝な 半つるのシュラブローズなんですよ。

ダビンチの名を冠していますが、アンティーク調の可愛らしい花を咲かせます。

花もちがとてもよく、花びらが散らないので花後の処理も楽です。



こちらは昨年新しく仲間入りした「バレリーナ」。

可愛らしい名に惹かれ、衝動買いをしたミニ系のつるバラです。

庭にはもう植える場所が無いので、畑の隅にスペースを設けて植えています

ひらひらひらひら・・・。

まるで踊り子が軽やかにステップを踏んでいるようです



そして今日のラストはオールドローズの「ローズ・ドゥ・レッシュ」です。

つるバラではありませんが、わが家では一番の古株で、

こんなに背丈が伸びています。

アップするとクシュクシュとした、こんなお顔

殺菌剤などを使わなくても、うどん粉病にも黒星病にも罹りません。

とても強健なバラ

おまけにダマスク系のよい香りでうっとりとさせてくれます


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バラ「ダブル・ディライト」

2014年07月22日 | 庭のバラたち

ただ今、ダブル・ディライトが満開です

このバラはクリーム色に赤い色がのり、次第に赤一色に染まってきます。

その変化を見ているだけでも楽しいのですが、香りがまた素晴らしいので二重の喜びなんです。

それがダブル・ディライトという名の由来です。

強健さ、花付きの良さ、そして香りとも優れたバラで、

1985年に世界ばら会連合に殿堂入りしています。

 

 庭のバラの中でも、かなり目立つ存在です

芳醇なフルーツの香り・・・皆さんに届けられなくて残念です。


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バラ「かれん」

2014年07月19日 | 庭のバラたち

今年の「かれん」はスゴイです!

もともとフロリバンダといって、"花束"  という意味の品種なのですが、

それにしても、つぼみの数が半端じゃありません

大苗をわが家に迎えて僅か2年目。

よほど居心地がよいのか、本領を発揮しています。



きれいなコーラルピンクの花びらには、手描きしたような模様が入ります。

優しい雰囲気は、和風の庭にもよく似合います。

 


このバラを押し花にすると、色がさらに鮮やかになります。

 とてもきれいな色なのですが、存在感が強いので、

 作品にするにはむしろ難しく、色合わせの工夫がいるようです。

いつか作品に取り入れてみたいと思っています。

 押し花にした 「かれん」です


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バラ「キャラメル・アンティーク」

2014年07月10日 | 庭のバラたち

今年の春、新たに迎えたバラを紹介します。

 「キャラメル・アンティーク」といいます。

甘ったるそうで可愛らしい名前でしょ

ゆっくりと花が開くので、その様子を観察してみました。


つぼみは濃い黄色です。

 


開くにしたがって、ほんのりとピンク色が・・・。

 

花びらの枚数の多いこと!

何枚重なっているのでしょう。



名前のとおり、まさにアンティークな花姿に。

 

 

憧れていたアプリコット色のバラ。

飽きることなく眺めています。

写真をこんな風に加工すると商品のカタログみたいですね

 


 キャラメル・アンティーク

HT(ハイブリット・ティ)

四季咲き

花径 10~12㎝

直立性 約1,5m

作出年 2005年

コルデス社 (ドイツ)

大苗で購入


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庭のバラたち(つるバラ 1)

2014年07月01日 | 庭のバラたち

ようやくバラが咲き始めました。

庭を歩いていると甘い香りが漂って、なんともリッチな気分になります

今日はそんなわが家のバラたちを紹介したいと思います。

まずは4種類の   "つるバラ"  です。



 わが家に来て2年目を迎えた  "アンジェラ"  です。

もの凄い勢いで成長しています

来年はパーゴラのてっぺんまで届くかな。

四季咲きの品種とは言え、他の季節ではこれ以上の花数は望めません。

今がアンジェラ嬢の一番美しい姿かもしれません。

 


ピンクの抱え咲きがキュート

 

 



  こちらの鮮やかなバラは    "ふれ太鼓"  です。

花の色がオレンジから赤へと変化して賑やかなことったら

 

眺めているだけでパワーをもらえそう

 

 

 

  お次は   "つるミミエデン" ちゃん。

玄関前のアーチに植えて3年目になります。

私の誘引の仕方が悪いのでしょうね、花数が少なくてちょっと寂しいかな


香りがしないのは残念ですが、その分を可愛らしさがカバーしています

 

 

 

 このバラの名前は省略したくなるほど長いんです

"ローゼンドルフ・シュパリースホープ"   といいます。

昨年の5月、大苗をわが家に迎えました。

アンジェラと同じドイツはコルデス社のバラ。

お花の保ちと花数の多さ、そして丈夫さが自慢です。

 

ウェーブのかかった花びらがステキでしょう 

 

 

 

この他にも 2、3種類のつるバラを植えていますので、

咲きましたら追って紹介したいと思います。

また見に来て下さいね~  


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バラ「ジュリア」

2014年06月15日 | 庭のバラたち

お日様が隠れてから何日が経ったでしょう。

 こう雨が降り続くと気持ちまで沈んでしまいます。

そこへきて、一昨日の記録的な強風です。

函館では最大瞬間風速が31・8メートルを観測 

国道5号線に面している、通称「赤松街道」では、松の大木が倒れ、

交通渋滞を引き起こしました。

わが家のクルミの木も枝が一本折れてしまいました 

いずれにしても、怪我をした人がいなくてよかった。

 

 

一方、雨の庭では健気にもバラたちが咲き始めています。

濡れて可哀想なので切り花にしました。

このバラは「ジュリア」。

アンティークなドレスを思わせるロマンティックな色が魅力です。

 

 

 

 


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