ジャ、ジャーン
口を「への字」にキリッと結び、登場したのは
ねばりと根性が自慢のこむぎ丸君
一晩冷蔵庫で寝かされて、さっそうと目覚めたのはよかったのですが…。
フニュー~~~~~~~ッとひっぱられて悪態をつき始めましたよ。
「おいコラ! 間延びしちゃったじゃないか。しまりがないのは
文章だけにしてくれ!」
だーってさ。
なんて失礼なの! (かなり的を射たお言葉)
ま、この際それは置いといて。
手にお水をつけてっと。
美味しいお出汁の入った鍋の中へ、ちぎっては投げ、ちぎっては投げぇ~
さて、何ができたかな?
もうお分かりですよね。懐かしいすいとん汁の出来上がり~。
昔の「すいとん」は、具も少なくて、美味しさとはほど遠いものだったのでしょうね。
(あくまでも想像ですが)
今や鶏肉やゴボウなど、具材も豊富でちょっとした「おもてなし料理」にもなります。
ここ、岩手の県南地方では、これを「はっと」と呼びます。
その由来は、お殿様に食べさせた折、あまりにも美味しかったので、庶民には
「御法度」になったとか。
法度はっと、かなり眉唾ものですね。
でも、美味しくてハッとするのは本当です