先日、母の見舞いに北海道へ帰省しました。
道中、八戸駅で買い求めた「小唄寿司」。
昼食には少し早いのですが、蟹田駅を過ぎたころから、
そろーりそろりと包みをほどきます。
なんと言っても旅行でしか味わえない駅弁です、
勿体を付けたくもなりますよ~

車窓の景色を眺めながら・・・「いっただきま~す!」

この「小唄寿司」、いつものとはちょっと違います。
発売五十周年記念の特製なんですって

パッケージも豪華なら、中身も負けてはいません。
通常はしめサバと紅サケの二種類なのですが・・・
ややっ、

さて、その中には?

ひい、ふう、みい、で三種類、嬉しくなります

「小唄寿司」は、三味線を象った粋な容器も人気の一つ。
これは "八戸小唄" に由来しているそうですよ。
(この特製駅弁の容器は違います)

なぜか、片岡鶴太郎さんが描いたブレミアムカードのオマケ付き

お味は言うまでもなく最高!
なにしろ、八戸で水揚げされたばかりの新鮮なサバと、北洋の紅サケを
秘伝の甘酢に漬け込むそうですから。
酢飯がまたいいお味で

「小唄寿司」は父の好物で、帰省の折によく手土産にしたものです。
「おぉ、サンキュー!」と、軽く掌を合わせ、備え付けの撥 (ばち)を器用に使い、
母のために取り分けていたのを思い出します。
ブログ友のみなさん、「駅弁」と言えば、何を思い浮かべますか?