今日は亭主の作品(車の模型)をアップしたいと思います。
モデルにした車は「ファントム・コルセア」といいます。
1938年に作られたアメリカ車なのですが、今ではネバダ州リノ市にある
自動車博物館に1台展示されているだけで、幻の車とも言われています。
この車にすっかり魅せられた自動車好きの夫
実物に近い模型づくりに挑戦しました。
これは完成した作品です。(実車の約 1/12サイズです)
名前や形からも想像できますが、幽霊のような不気味さが感じられます。
後ろ姿です
資料が乏しいなか、写真や文献を参考にして設計図を描き、
クレイモデル(工業用粘土モデル)を作ります。
そのモデルに石膏を塗ります。
石膏が乾燥したらクレイモデルを抜きます。
すると凹型の型枠ができあがります。
そこにプラスチック素材(FRP材)を貼付けて、立体模型を成形します。
その成形したものが本体となります。
本体の細かい部分を整え、外の表面を磨いて塗装をします。
最後は、木で作ったタイヤやワイパーなどの部品を取り付けて完成です。
詳しいことはよく分らないのですが、
傍で見ていると気の遠くなるような作業の連続でした。
いくら好きなこととは言え、「お疲れさま~」、と声を掛けたくなります。
そんな様子をかいつまんでフォトチャンネルにまとめてみました。