「若狭街道(鯖街道)」沿いに600坪の庭園をもつ、天正年間創業の老舗料亭。名物「麦飯とろろ」を中心とした京料理を、ユネスコ無形文化遺産登録記念の特別企画として、料理人の技を学ぶ「今日の逸品」のレシピ付きの昼食だったが、こちらがその特典レシピと京料理についてのご案内。
平八茶屋は鯖街道沿いで発展した料亭だが、鯖寿司が苦手な私としては、鯖寿司が出るんじゃないかとドキドキしたが、麦とろろ飯で良かった。
お料理は団体だったので、大広間だった。面した高野川(鴨川)は土岸工事をしていて、いまひとつだったが、それがなければ、川沿いだから景観はいいと思う。
お部屋や通常料理はこちらをご参照。
http://www.heihachi.co.jp/
http://sp.wedding.gnavi.co.jp/site/1/kbwb508/
ところで、「かもがわ」は流れる場所によって、鴨川だったり、賀茂川だったりすると、ガイドさんんが教えてくれた。
知らなかった。
もちろん、下鴨神社と上賀茂神社の漢字も違う。
詳しくはこのあたりをご参照くださいまし。
http://www.tabisuma.jp/user/engelgusto/knowledge/6082
京都市街地も突っ切って南北に流れる川。
「かもがわ」と呼ぶのはご存知の方も多いと思うのですが、「鴨川」「加茂川」「賀茂川」など、いろんな書き方がされています。
出町柳駅のあたりで高野川とぶつかる所があるのですが、それより下流側を「鴨川」、上流側を「賀茂川」と呼ぶことが多くなっています。
ガイドブックをはじめとした地図でも、そのような記載になっていることが多いです。
では、なぜこのように、読み方は同じなのに、場所によって漢字表記が変わってしまったのでしょうか?
調べたところ、「鴨川」で統一されるのが、本当は正しいようです。
明治時代に作られた河川法で、すべての場所が「鴨川」で統一されたからです。
しかし、今も「賀茂川」の表記が残っているのは、明治以前の歴史と関係していました。
このあたりの土地は6世紀あたりに、有力者であった賀茂氏で開発されました。
ただしその後、下鴨村、西加茂村、上賀茂村という区域が誕生してしまい、漢字表記がバラバラになってしまったのです。
それが尾を引いたのか、川は「加茂川」になったり「賀茂川」になったりしていきました。
そういえば、京都市街地では北部にある有名な2つの神社も、漢字表記が違います。
「下鴨神社」「上賀茂神社」のことです。
どちらも「賀茂川」の近くにあるのですが、「下賀茂神社」の方が下流側にあるせいか、「鴨」の字を使っていますね。