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新世界デパートの旧館からメインストリートへ。
気になった洋館に到着。
入口には日本語でも説明があり、なんと
東京駅や日本銀行本店の設計を手がけた建築家辰野金吾氏の設計さらしい。
鉄子で建物好きにはたまらない。
日本統治時代の1912年に竣工した歴史的建造物「朝鮮銀行本店」だそうです。
ソウルでは稀にみる20世紀近代建築物として史跡280号に指定されて現在も保存されています。
1945年以降は韓国の中央銀行にあたる韓国銀行の本館として使用されてきましたが2001年、貨幣の博物館「韓国銀行貨幣金融博物館」として生まれ変わりました。
向かいは、新世界デパート。
実はこちらも、
1930年、三越の京城店として開業。
戦後、1963年にサムスングループの傘下となり、店名は公募により新世界百貨店と改められた。
貨幣金融博物館(旧朝鮮銀行本店)の向かいの新世界や隣りの第一銀行(旧朝鮮貯蓄銀行)、ソウル駅(旧京城駅)などのほか、最近ではソウル市庁(旧京城府庁)も保存対象になったと聞きます。
なんか、この一角だけタイムスリップした感じだが、反日感情とかいわず、古きよきものは大切に残して欲しい。
まさか、ソウルで辰野金吾のビルに会えるとは。
感慨深い。
東京駅はもちろんだが、南海の浜寺公園駅や、辰野金吾の故郷の佐賀・武雄で竜宮城のような建物にも偶然出会えたり、ご縁があるのだなぁと思う。
後から聞いた話だが、戦時中は銀行と三越デパートをセットで海外に造っていたそうだ。現金が日々入るデパートのそばに銀行を造るのが常だったらしい。
なるほど。
韓国銀行貨幣金融博物館
http://www.seoulnavi.com/miru/23/
http://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=1963
http://i.4travel.jp/travelogue/show/10497193
http://www.visitseoul.net/jp/article/article.do?_method=view&m=0004003002005&p=03&art_id=288&lang=jp
新世界デパートと三越前 京城店
http://www.arukikata.co.jp/news/staff_note/c214.html