明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

自分で書く、ということ

2023-06-19 | 母との確執
母の介護サービス、個別機能訓練計画の更新ということで、
デイサービスの責任者と面談した。

動く機会が少ないので歩行訓練をお願いしたいと要望していた通り、
デイでは機会を見つけて散歩に行ったり、庭を歩いたりしている模様。

一年前と比べて筋力が落ちていないということで驚くが、
歩くスピードも速いらしい。
「ちょっと不安定なのですが、スタスタ歩いていかれるので・・・」
つまづいて前につんのめりそうでヒヤッとすることが多いと。

確かに、一緒に歩いていても坂道以外ではしっかりついてくる。
「ゆっくり歩くようにしてくださいね」と言われてしまった。


         


身体の機能は衰えていなくても記憶の低下は確実に進んでいるようで、
毎朝9時の生存確認電話は、ほぼかかって来なくなった。
10分ほど待って私がかける。
「また電話忘れてるよ」「ああゴメンゴメン」
「かけかた忘れた?」「そんなことない明日はかける」

このところずっとそんな日が続き・・・
「もうええわ、やめよか」と母。
え、そっちがそれ言う!?誰のための電話やのん
「もう~、ちゃんと紙に書いて貼っとき!」

土曜日、母のところに行ったら食卓に
「朝電話をかける」と太マジックで書いた紙が置いてあった。
おお、やっと書いたか。
そしたら、昨日今日と9時ぴったりに母から電話が。

「あら~ちゃんとかけられるやん、よかったわ」
「当たり前やんいつもかけてるやん。何喜んでるのんアンタ」
ときたもんだ。

「自分で書く」ということがよかったようだ。
さていつまで続くか。
「食べものは冷蔵庫に入れる」「めぐすりをさす」
も自分で書いてもらいましょうかね