風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

五月雨だからリハビリ

2006年05月19日 | 清水ともゑ帳
雨の日をうっとうしく思うのと、晴れてほしいという願望からか、五月と聞けば「五月雨」よりも「五月晴れ」という言葉を真っ先に思う。
五月はこんなに雨が降る季節だったっけ、と思ったけれど、ものの本によると、梅雨時だけでなく、五月も雨は旺盛らしい。

私は子どものころ、そろばん塾、書道塾などに行くのが苦痛だった。
いったん出かけてしまえば、友達とおしゃべりもし、楽しく過ごして帰ってこれるのに、塾に向かうまでが億劫だった。

今週からしばらくの間、リハビリに通うことを決めたものの、これが、子どものころの塾の気分なのだ。
面倒だな、と思いつつも出かけ、帰りには体が楽になり、気分もスッキリして家に戻る。

五月晴れなら、あのころと変わらぬ怠け心が顔を出し、リハビリをさぼって、カメラ片手にほよほよと散歩へ出かけたくなる。
雨ならば仕方ないとあきらめもつき、重い腰を持ち上げ、治療に行く。
五月雨は、今の私にとって、恵みの雨かもしれない。


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