猛暑の毎日、秋なんてまだまだ先のことのように思っていた。
けど、部屋に差し込む朝日の角度が変わってきているのに気づき、「立秋」は暦の上だけじゃないんだなって思った。

今日は3時半ごろに、雷雨があった。
昼間と思えないほど暗くなり、部屋の明かりをつけた。
外を見ると、車もライトをつけて走っていて、まるで日没後の風景みたいだ。

雨上がりにベランダへ出たら、富士山のシルエットが見えた。
星が点線で連なっているようなジグザグの光が、頂上へ伸びているのが肉眼で確認できた。
ご来光を望むため、夜通しの登山をする人たちの光の列だ。
写真を撮ろうと、一旦部屋へ入り、三脚をセットし、もう一度ベランダへ出たら、すっかり暗くなっていた。
秋の夕暮れはつるべ落としといわれるけれど、ほんとうにそんな感じ。
わずかな時間で、富士山の姿は夜空に溶けこんでしまっていた。
けど、部屋に差し込む朝日の角度が変わってきているのに気づき、「立秋」は暦の上だけじゃないんだなって思った。

今日は3時半ごろに、雷雨があった。
昼間と思えないほど暗くなり、部屋の明かりをつけた。
外を見ると、車もライトをつけて走っていて、まるで日没後の風景みたいだ。

雨上がりにベランダへ出たら、富士山のシルエットが見えた。
星が点線で連なっているようなジグザグの光が、頂上へ伸びているのが肉眼で確認できた。
ご来光を望むため、夜通しの登山をする人たちの光の列だ。
写真を撮ろうと、一旦部屋へ入り、三脚をセットし、もう一度ベランダへ出たら、すっかり暗くなっていた。
秋の夕暮れはつるべ落としといわれるけれど、ほんとうにそんな感じ。
わずかな時間で、富士山の姿は夜空に溶けこんでしまっていた。