風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

してがわこみち

2021年05月21日 | さんぽ帳



16日の日曜日、カルガモの親子を見に行ったあと秋葉山(あきはやま)公園へ向かう途中、清水区を流れる山原川(やんばらがわ)の支流の「捨川」沿いを歩いた。
その道をもう一度たどってみたくなり、先日、雨が上がったのを見計らい、散歩へ出かけた。

そこは小学生のころによく歩いた道で、周囲の景色は変わったものの懐かしかった。
子どものころ、その川を「すてがわ」と呼んでいた。
当時は、ゴミなどがポイポイ捨てられてしまう川だから「すてがわ」なのかな、と勝手に解釈していて、正式名称など考えたことはなかった。

数年前、何気なくネット上の地図を眺めていたところ、「捨川」と記載されているのをたまたま見つけ、本当に「すてがわ」なんだと驚いたことがあった。



そして、先日の散歩のとき、この川沿いの道が「してがわこみち」だと知った。
「す」じゃなくて「し」?
あとでネットで検索してみると、静岡市内の河川についての記述にも、「捨川」には「してがわ」と読み仮名がふられている。



半世紀も経って、この川の正しい名前を知った。
雨の合い間のちょっとした散歩だったけど、こんな発見ができたのはよかった。