Last Days 坂本龍一 最期の日々

2024年04月08日 | 暮らし

昨日、NHKの「Last Days 坂本龍一 最期の日々」を観た。
私は、坂本龍一さんの1学年下の年齢です。
私が1952年5月生まれで、坂本さんが1月生まれです。
次のように番組は始まった。

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2023年3月28日 坂本龍一さんが亡くなった。
坂本さんはどう死と向き合い,
どのように人生を締めくくったのか。

遺族にNHKが取材を申し込むと、
本人が書き続けていた日記や家族が撮影したプライベートフィルムなど
未公開の資料を提供してくれた。

2020年12月4日4時半起床
肝臓に3センチ大の腫瘍があるといわれる。
うーん 5ヶ月前にはないといわれたのだが。

2020年12月11日
ステージ4のがんと診断され余命半年と告げられた。

余命宣告の翌日にあった世界同時配信のコンサート
Merry Christmas Mr.Lawrence が流れる

2020年12月11日 余命宣告当日の日記
現実なのか?。
現実感がない。
何もせずに半年過ごすか?
副作用に耐えながら5年生きるか。
やりのこしたことがあると感じるか
どうかー

2020年12月12日
耐えられなければそこで辞めれば
いいか・・・
あるいは今安楽死を選ぶか。

2020年12月13日
手遅れだということ。死刑宣告だ。

しかし、何も見てもこれが最後だと思うと悲しい。
バカなことをしたものだ。恥ずかしさと勇気のなさが命取りになった。
俺の人生終わった。

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昨夜、この番組を観た。
私は今夜、NHK+でこの番組を観てこの九想話を書いてます。
同じ1952年生まれの人が亡くなったことが辛いです。
私は、YMOの時代から坂本龍一さんが好きでした。
そのころYAMAHAのキーボードを買いました。
しかし、まったく弾けるようにならなかった。
同じ年齢ということもあって、映画音楽を作曲していた坂本さんを尊敬もしてました。

坂本龍一さんは悔しかったでしょうね。
もう少し寿命があったなら、もっと長く仕事をしたでしょう。
残念です。

私は今思っています。
私は71歳と10ヶ月ちょっと生きている。
これまでなんの形にもできなかった人生ですが、これからなにかを形にしたいです。

Ryuichi Sakamoto - Merry Christmas, Mr. Lawrence

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