私の生まれた桜川市のことが、NHKの茨城 NEWS WEBに載っていた。
>古くから桜の名所として知られる茨城県桜川市で、国の天然記念物の桜が見頃を迎えています。
>桜川市は古くから桜の名所として知られ磯部桜川公園などが国の名勝に指定されヤマザクラの
>およそ200本が国の天然記念物になっています。
>公園近くの櫻川磯部稲村神社の境内には平安時代の歌人、紀貫之が桜川の桜の美しさを詠んだ
>とされる和歌の歌碑もあって、訪れた人たちが歌碑を見たり神社の拝殿と桜を写真に収めたり
>していました。
私の生まれた田舎には何にもないな、と思っていたが、〝桜〟があった。
能に、世阿弥作の「桜川」がある。
私が茨城にいた頃も40代の頃までも、そんなことは知らなかった。
私の田舎には何も自慢するものはないと思っていた。
地元の行事やお祭りは、みんな隣の栃木県の真似をしたものが多かった。
盆踊りは、「八木節」や「日光和楽音頭」だし、
いろんな行事は、栃木県のものが多かった。
私の生まれた土地の隣は、栃木県の益子町や真岡(もうか)市です。
中学生の頃は、栃木県の小貝川によく釣りに自転車で行っていた。
私は茨城生まれだ、と思ってみても、私の中には〝栃木〟がありますね。
いや現在は、岩瀬町・真壁町・大和村が合併して桜川市になった。
「桜川」を大切に思って生きていこうと思う。
でもホントのところ今の私は、茨城で生まれて、栃木の文化で育った、埼玉の人って感じかな?