時間は11時頃、佐久市から御代田町へと入るあたりだった。
あれは犬でも猫でもなかった。
それじゃなんなんだといわれても、私は分からない。
狸だったか、イタチだったか、なんだったのでしょう?
私は、ブレーキを踏みなんとか轢かないですんだ。
26日(月)に清里から甲府に行くときに、
道路の脇を猿が歩いていた。
私は吃驚しましたね。
女房は、冬のときパンカーラ(群馬)からの帰りに、鹿を見たという。
私は、このときは酔っていて覚えていない。
7月11日に私は事故に遭いました。
私がツルヤで買い物を終え、駐車場を走りはじめたときに、
バックしてきた軽の車が私の運転席のドアにぶつかってきたのです。
ウィンドウガラスは粉々に割れ、私の上半身に降りかかった。
私は一瞬何が起きたのか分からず、ドアを開け外に出た。
ドアミラーが取れて垂れ下がっていた。
駐車していたところに車を戻して加害者がやって来た。
加害者は82歳のおじいちゃんでした。
「後ろを見ないでバックしてしまった」と開口一番いう。
「今日で、バックのときの事故は3回目だ。
そろそろ、車を乗るのをやめようと考えているが、
軽井沢では車がないとどこにも行けないんですよね」
気持ちは分かるが、もう運転はやめたほうがいい。
次は、人身事故を起こすかもしれない。
そのとき警察官の前でも、「私が100%悪いです」といっていたのに、
次の日、相手の保険の担当者の話では、
そうはいってないということだった。
ああ…、人間てのはそんなもんだと哀しくなった。
おそらくその保険の担当者に“指導”されたんだと思う。
「全部私が悪い、などとはいわないように」なんて。
私にも過失があって、2-8 の割合になると
女性の担当者は“丁寧”な言葉でいう。
私は、自分の立場を話した。
何をいっても“のれんに腕押し”だった。
私も、私の保険担当者に交渉を依頼した。
1-9 になった。
自分の車の修理代の10%を払うということです。
相手の修理代は払わなくていい。
腹立たしいが、これが最善の決着らしい。
写真で分かると思いますが、私の真横にぶつかっているんです。
こんなの避けようがない。
私はクラクションを鳴らしている。
相手もそれは聞こえたと事故を起こした直後にはいっていた。
でも、次の日にはそうはいってないらしい。
こんどああいうことがあったら、
全部文章に書かせて署名させようと思う。
おそらくあの老人は、車をこれからも運転するだろう。
田舎では、車がないと何処にも行けない。
私は、70過ぎたら車を乗らなくても移動できる環境にいたい。
それにしても、事故の後あのおじいちゃんからなんの連絡もない。
車の修理のほうは保険で解決するのだろうが、
私にかけた精神的な苦痛を詫びに来てもいいと思う。
事故のあった日、私は3時間ほど警察との現場検証や、
車をレッカーした修理会社まで行ったりして、
よけいな時間を費やした。
その日から、私の車の修理が終わるまでの2週間、
ポンコツの軽の代車を乗らされた。
もう事故は厭です。
人間の醜さが見えてしまうのが哀しい。
事故を起こさないように気をつけよう。
でも、今回のは避けられないと思う。
少なくとも、私が原因の事故は起こさないようにしよう。