私が毎週日曜日の朝7時から聴いている「志の輔ラジオ 落語DEデート」(文化放送)は、
毎週タレント・歌手・文化人の女性たちが出て、志の輔といろいろ話すラジオ番組です。
私は、歌手などの女性と志の輔の話はあまり聴いてない。
小説家・文筆家・文化人などの女性の話が、面白いときは聴く。
番組の中頃で20分ちょっとやる昭和時代の噺家の落語がいい。
2月23日「志の輔ラジオ 落語DEデート」の落語は、古今亭志ん生の「粗忽長屋」だった。
これがよかった。
志ん生の間がいい。
5代目古今亭志ん生『粗忽長屋』-rakugo-
私は高校を出て3ヶ月でギター作りの夢が破れて、地元の金物屋に勤めていた19歳のときに、
立川談志に「弟子にして下さい」と手紙を書いた。
手紙だけじゃだめで、返事なんか来やしない
今となっては、談志のとこまで押しかけなかったことを悔やんでいる。
でもその頃私は、どうしたら談志の弟子になれるのか分からなかった。
もし弟子になれたとしても、私なんかうまい噺家にはなれなかったでしょう。
なにしろ、今でも茨城訛りがとれないんだから。