がんとの長いつきあい

2021年12月16日 | 健康・病気

今日、MRI検査を大学病院で受けた。
「転移もなく小さな腫瘍なので、1月に手術しましょう」
検査後の診察で主治医は言い、パソコンの画面を見ながら手術日を探っていた。
沢山の患者がいてそれぞれの予定を確認して、私の手術日を決めてくれた。
1/17入院、1/18手術となった。
(あ~、4回目の手術か・・・)、というのが私の素直な気持ちです。
またあの手術の前後に行われてきたことを繰り返すのか、と思い憂鬱になった。

今日は女房も病院に来て、先生の話を一緒に聞いてくれた。
病院の建物から駐車場に歩いているときに、落ち込んでいる私に女房が言う。
「よかったじゃない。転移がなく、小さな腫瘍だったんだから、
 これが転移していて、深く食い込んだ大きな腫瘍だったら大変だったよ」
それはそうだ、今日私がMRI検査をしていたときに一番心配していたことだ。

私は主治医に今日はしつこく質問をした。
そのためにネットにあった膀胱がんの文章や画像を、プリントしてきていた。
「私は、筋層非浸潤性がんということでいいんでしょうか?」
「ネットに、膀胱温存療法の動注化学療法のことが書いてあったのですが、
 私はまだいいのでしょうか?」
その主治医の答えは、筋層非浸潤性がんなので膀胱の腫瘍を削れば大丈夫です。
筋層浸潤性がんではないので動注化学療法は必要ありません、ということだった。
「これまで先生が治療してきた患者で、多く手術をした人は何回ぐらいでしょうか?」
と訊いたら、10回ぐらいだと言った。
それを聞いて私は驚いた。
私は、あと何回ぐらい手術をしなければならないのだろう?
長い闘いになりそうだ。
それにしても、今日は女房がいてくれてよかった。

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