今日、妻は胸の検診のために長野県佐久市の病院に行った。
なぜそんな遠いところの病院に行くのか、ということを説明します。
私が、佐久創造館で仕事をすることになって、2009年に軽井沢で暮らすことになった。
そのころ妻は、東京の大学病院で、胸にしこりがあると診断されていた。
その病院の医師からは、そのしこりを手術で取ったほうがいいと言われていたそうだ。
私が佐久創造館で仕事をするようになって、一緒に働いている女性に妻のことを話すと、
佐久市にいい医師がいるからそこで診てもらえば、と言われ、
そのことを妻に話すと、その病院に行ってみるということになった。
2009年の夏、妻が軽井沢の私の住む社宅に来たときに、私が車でその病院に連れて行った。
その病院の医師に診察してもらうと、しこりはあるが手術をして取ることはない、ということだった。
それから毎年妻は、その病院に行って胸の検診を受けてきた。
マンモグラフィと超音波検査を受けているようだ。
私はそのへんのところは、あまり詳しく妻に聞いてはいないのでよく分からない。
その医師は以前、信州大学の病院にいて乳がんではかなり評判のいい医師のようだった。
私が2016年の秋に、軽井沢から埼玉に引っ越してからも、妻は佐久市の病院に行っていた。
10日ほど前に検診の予約をしたが、先週の天気予報では2月2日に関東地方に雪が降ると言っていた。
佐久市に雪が降らなければいいな、と私は心配していた。
軽井沢や佐久市は、冬にはそれなりに雪が降ります。
私は、冬には雪で苦労をしてきました。
妻の行く病院は、佐久平駅で新幹線を降りてから30分近く歩くんです。
(バスもあるのですが、本数が少ない)
私が軽井沢にいたときは車で行っていた。
私が埼玉に来てからも、何度か埼玉から車で2人でその病院に行っていた。
しかし、5年ぐらい前から妻が1人で新幹線で行っている。
私が、埼玉の病院に行けば、と言っても、妻はその主治医がいいと言って佐久まで行っている。
今日、妻が佐久に着いたころにLINEで「雪はどうかな?」と送ると、「降ってない」と返ってきた。
13:49に「異常なし 新幹線に乗りました」とLINEが入った。
私はすぐにこんなLINEスタンプを送った。
妻は、午後4時半ぐらいに家に帰ってきた。
「先生が、年取っていた~」と笑顔で言う。
「先生には、元気にいてもらわないとね」と私はこたえた。