カメの眼通信

青空を見上げるカメの眼は、ルビーのような赤い色。

QRコードその2

2006年09月15日 | Weblog
管理人です。

熱が下がり、少し楽になりました。でも、油断は出来ません。いちにちのうちに、発熱の波があるようです。

さて、こんな時こそ、普段はじっくり考える暇さえ無い忙殺の毎日に、少し腰を据えてものを考えるよい機会なのかも知れません。そこで、QRコード。QRコードに、どのような情報を盛り込めばよいのか、考えてみましょう。
いまは、亀にマーキングをして、そのマーキングを読んで、個体を識別。野外仕様のPC(ジャンクで一台、1万円)でID検索の後、個体の履歴を調べる、という方法をとっています。これだと、手間がかかります。しかも野外でPCの電源不足に陥ると、PCはただの重たい箱に過ぎません。そこで、IDタグによる、野生動物管理の方法が考えられます。もちろん、マイクロチップも有効だとは思いますが、外科的手術の必要など、新たな課題も発生します。そこで、安価で・負担が少なく・得られる効果が大きい方法として、QRコードが考えられます。
ご存じの通り、QRコードには非常に多くの情報を盛り込むことが出来ます。また、ほとんどの携帯電話にはQRコードリーダーが実装されており、新たにリーダー機器を購入しなくて済みます。これも魅力のひとつですね。しかも、亀に対する負担も少ない。何しろテープですから、重さは1グラムもないでしょう。このQRコードに、個体番号・ID・身体情報・履歴などの情報を載せることも出来ますし、あるいはウェブアドレスからネットにアクセスし、データベースを閲覧することも可能でしょう。また、亀のモニタリングシステムが完成すれば、デジカメ画像の解析により、リーダー無しでも個体が識別出来るのではないかと思われます。
何より、亀調査に参加したことがない方でも、手持ちの携帯電話から、亀の背甲に張られたQRコードを読むだけで、その亀の情報を得ることが出来ます。ただし、剥がれ落ちたり、汚れたりする欠点もあります。将来的には、携帯にIDタグのリーダー・ライターが装備される日もそう遠くはないでしょう。それまでの間つなぎとして、QRコードによる野生動物管理を導入してみようと思います。
みなさんのお考えをお聞かせ下さい。お願いします。
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発熱の為、中止

2006年09月15日 | Weblog
管理人です。

過密スケジュールにより、身体の抵抗力が低下し、病気を発症してしまいました。体温38.4度。よって9月17日18日に予定していましたカメ調査は中止させてください。すみません。
コメント (4)
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