管理人です。
歳をとると、
思考パターンが極端になり、
全ての事象を「善と悪」とに捉えがちです。
水戸黄門をご覧になったことがあるでしょうか。
勧善懲悪のストーリーが年寄りにはわかり易く、
人気がありました。
でも、ちょっと待った!
こんな事例をご紹介しましょう。
とある地域で、お堀のハスが消えてしまい、
ミシシッピアカミミガメが犯人だということで、
ハスを守る会の方々が、地元の小学生と一緒になって、
ミシシッピアカミミガメを罠を使って捕まえている。
美談のようにも聞こえますが、
映像を見てギョッとしました。
引き上げた罠の中には、全て死んだミシシッピアカミミガメ。
そうです。
罠を水中に沈めたままカメを捕獲しているのです。
溺死したミシシッピアカミミガメを引き上げて、
喜ぶ小学生たち。
もし、罠にニホンイシガメがかかった場合、
ニホンイシガメも溺死してしまいます。
外来種であるミシシッピアカミミガメは悪であるとの、
誤った価値観を小学生に植え付けているのではないでしょうか?
善と悪
世の中、そんなに簡単には分けることは出来ないのです。