今日は「ギボウシ(擬宝珠)の花」をご紹介します。
「擬宝珠(ぎぼうし)」とは何んのことかご存知でしょうか?
神社・仏閣や橋の欄干に丸くて先のとがった、玉ねぎを逆さにしたような飾りがありますね。それが擬宝珠(ギボウシ)です。
この「擬宝珠(ぎぼうし)」は文字通り宝珠(宝の玉)を擬したものなのです。
この花の名前は、若い蕾の形がその擬宝珠(ぎぼうし)に似ていることから付けられたと言われています。
・鉢植の「ギボウシ(擬宝珠)」です。
この花はユリ科の多年草で、東アジアが原産地といわれています。
特に日本に多く自生し、江戸時代より観賞用に植えられているそうです。
江戸時代末期にドイツ人医師シーボルトよって日本からヨーロッパに紹介されて
以来、多くの品種が欧米に渡り、特にアメリカでたくさんの品種改良が行われ、作り出されたといわれています。
・ユリを小さくしたような薄紫色のきれいな花です。
この花の寿命は短く、一日でしぼんでしまうため、英名では「デイ・リリー」と言わ
れています。
花言葉 「落ち着き」「沈静」「静かな人」