今日9月23日は「秋分」です。
「秋分」とは二十四節気の一つで、太陽が黄経180度の秋分点を通過する瞬間と
され、昼と夜の長さがほぼ同じとされていますが、しかし、実際には、日本付近では平均14分昼が長いようです。
暦便覧には「陰陽の中分となれば也」とあります。
ともあれ、今日以降は「秋の夜長」の始まりとなります。
「秋の夜長」は、生涯学習の勉強や、趣味、読書等、時間を有効に費やしたいものです。
昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言われているとおり、今日の「秋分」を境に冷気を感じる日が増え、暑い日が殆どなくなるようですが、果たして今年はどうでしょうか?
そして今日はまた、国民の祝日の一つ「秋分の日」でもあります。
「秋分の日」は、1948年(昭和23年)に公布・施行された「祝日法」による国民の祝日のひとつです。
この日が制定された趣旨は「先祖を敬い、亡くなった人々を偲ぶ」こととなっています。
1947年(昭和22年)までは秋分は「秋季皇霊祭」、春分は「春季皇霊祭」という
祭日でした。
「皇霊祭」とは明治11年(1878年)にそれまでの歴代天皇や主たる皇族の忌日を春と秋に纏め奉祀したものです。
現在は「祝日法」によってそれぞれ「春分の日」「秋分の日」となっています。
今日はお墓に参り、ご先祖様に感謝し、敬い、そして偲ぶ1日としましょう!