今日ご紹介する花はよく見かける花と思いますが、名前をご存じない方が多いのではないでしょうか?
この花は一般名を「アブチロン(Abutilon)」と言い、和名では「ウキツリボク
(浮釣木)」と言っています。
また「チロリアンランプ(Tylolean lamp)」の別名もあり、アルプス・チロル地方の山小屋で灯されるランプの形に似ているところから、この名前が付けられたといわれています。
この花の原産地は中南米、熱帯アジアで、アオイ科、アブチロン属の常緑小低木
です。
・ランプを吊り下げたような「アブチロン(チロリアンランプ)」です。
釣鐘形の萼から花(黄色)を覗かせ、萼は5裂、花弁は5枚です。
・花は葉腋に一つだけ着きます。
釣鐘形の萼から花(黄色)が咲きかけているところです。
・花は釣りの「浮き」に似ていることから和名で「ウキツリボク(浮釣木)」とも言わ
れています。
・庭のフェンスに咲いている「アブチロン」です。
毎年春先にはメジロの番(つがい)が2~3組、蜜を吸いにきます。
自宅に居ながらバードウォッチングが楽しめます。
・花言葉 「憶測」