らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

アルストロメリアの花

2009-06-27 | 
今日は私の畑に咲いている「アルストロメリア」の花をご紹介します。

「アルストロメリア」はブラジル、チリ、ペルーが原産地と言われており、南アメリカのアンデス山脈の寒冷地に自生しているそうです。
名前の由来は、1753年、南米を旅行中だったカール・フォン・リンネ氏が種を採集し、親友であるスウェーデンの植物学者ヨーナス・アルストレメール男爵の名前に因んでつけたことからと言われています。

・畑に咲いたアルストロメリアの花です。


日本には昭和初期に渡来したようですが、本格栽培は30年ほど前からで比較的新しい種類の花です。
花は彩が美しく、高級感があることと、日持ちが良いため最近では切り花として非常に人気が出ているようです。

和名を「ユリズイセン(百合水仙)」、英名では「インカの百合」といわれているこの花は、草丈50~100cmくらい、花の大きさは5~8cmくらいで花弁には斑点や線が入っているのが特徴です。
花の色は多彩で、オレンジ、白、黄色、ピンク、赤などあります。

・オレンジ色のきれいな花です。


我が家では庭の半日陰の場所と畑に植えていますが、特別手入れをしなくても毎年たくさんの花を咲かせてくれます。
今日ご紹介している花は畑に咲いているものです。

・この花で草丈は50cmくらいです。庭に咲いているアルストロメリアは100cmほどの茎になっています。


この花の特徴である花弁の斑点は昆虫を誘うためと言われています。
この花は様々な「科」の性質を合わせ持っているため、「彼岸花」科、「百合」科などに分類されていますが、最近では「アルストロメリア科」に分類されているようです。


花言葉 「幸福な日々」、「華奢(きゃしゃ)」、「やわらかな気配り」