らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「沖縄慰霊の日」とは

2009-06-23 | 雑学
今日6月23日は「沖縄慰霊の日」です。
「沖縄慰霊の日」とは、1945年(昭和20年)6月23日に沖縄戦の組織的な戦闘が終結したことに因んで、琉球政府および沖縄県が定めた記念日です。

組織的な戦闘の終結とは、1945年(昭和20年)4月1日にアメリカ軍の沖縄本島上陸によって本格的に開始された沖縄戦は、第32軍司令官 牛島中将を始めとする司令部が自決をした日をもって組織的な戦闘が終結したとされていることです。

あれから64年経ち、今年もまたこの日がやってきました。
「慰霊の日」の今日、沖縄では戦いでなくなった肉親や友人たちの霊を慰め、世界平和を願う「沖縄全戦没者慰霊祭」が糸満市摩文仁の平和記念公園で行われます。

                             (沖縄県平和祈念財団HPより)


・これが「平和の礎」です。
この「平和の礎」には、昨年現在24万734人(外国人を含む)の犠牲者の名前が刻まれているそうです。この中には私の叔父の名前も含まれています。    
数十年前、沖縄旅行をしたときに、「平和の礎」に戦死した叔父(父の弟)の名前が刻まれているのを発見しました。名前しか知らない伯父に手を合わせたのを思い出します。
     
                           (沖縄県平和祈念財団HPより)

太平洋戦争で、日本国内において一般住民が地上戦を体験したのは沖縄県だけです。
戦死者が20万人を超す沖縄戦において、実に9万4000人余りの戦死者が兵隊以外の一般県民や子供だったそうです。

戦後64年経った今なお沖縄には日本にある米軍基地の75%が集中しています。
2006年(平成18年)に普天間飛行場や那覇港湾施設の返還を含めた米軍再編が決定されていますが、未だに実現していません。

麻生総理に申し上げます。
今日は、戦没者を追悼し、再び悲惨な戦争を起こさないよう平和を祈念すると共に、沖縄県民の負担の軽減を真剣に検討されるようお願い申し上げます。