らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「写真の日」とは

2009-06-01 | 雑学

今日6月1日は「写真の日」だそうです。
そこで今日は「写真の日」について調べて見ました。

「写真の日」とは、1951年(昭和26年)に社団法人日本写真協会の「写真の日制定委員会」が6月1日を「写真の日」として制定したものです。
この制定根拠は、1907年(明治40年)の松木弘安筆の「寺島宗則自伝」に、「天保12年(1841年)薩摩藩の御用商人・上野俊之丞と鹿児島に同行し、6月1日に島津斉彬を写した-----」との記述を基に、この日が「写真の日」として制定されたものです。
しかし、後日この事が誤りであると確認されましたが、日本写真協会は6月1日を引き続き「写真の日」として各種の行事を行っているそうです。

写真が日本に渡来したのは寛永年間とされています。
そして、日本で最初にダゲレオタイプ(銀板写真)の撮影が成功したのは、1857年(安政4年)9月17日で、薩摩藩士の市来四郎、宇宿彦右衛門らが藩主・島津斉彬を撮影したものだそうです

・1857年に撮影された薩摩藩第11代藩主 島津斉彬の写真です。(ウィキペディアより)
       
 
この銀板写真は、現在鹿児島の尚古集成館に保存されており、1999年(平成11年)4月には、写真で初めての重要文化財として文化庁より指定を受けたそうです。

(参考)
カメラの発明者はフランス人の画家ダゲール(1787~1851)とニエプス(1765~1833)といわれています。
ダゲールは1822年にジオラマを発明し、1826年にヘリオグラフィーを発明、更に1839年に銀板写真を発明したそうです。
この銀板写真の発明がカメラの発明とされ、発明者の彼の名前をとってダゲレオタイプと呼ばれているそうです。
現在のポラロイド写真に似ており、複製を作ることが出来ず1枚限りのタイプだそうです。

また同じ頃、イギリスのタルボット(1800~1877)は「フォト ジェニックドローイング」という同様の写真術を開発していました。
こちらはカロタイプといって、紙に塩化銀を塗布し中間的な陰画(ネガ)を取るのに使い、ここから別の感光紙に密着焼付けを行って陽画(ポジ)を得る方式を取っています。この方式は複製が可能で、現在のフィルム写真の元祖のようです。
英語で写真のことをフォトグラフと呼んでいますが、この名称はここから出ているそうです。


参考までに、私がこのブログに載せている画像は下の2機種で撮影ています。

・主にブログ用に使用しているオリンパスキャメディアC-740 Ultra Zoomです。
 320万画素の画像を26%に縮小したもの(下のキャノンの画像)をブログに載せています。
               

・こちらはキャノン EOS Kiss X2の機種です。
 1220万画素の画像なので、13%に縮小したものを(上記オリンパスの画像)ブログに載せています。