らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「芒種」と田植え

2009-06-05 | 季節

今日、6月5日は二十四節気の一つ「芒種」です。

芒種の「芒(のぎ)」は、稲や麦など、イネ科の植物の果実を包む頴(えい)、即ち稲で言う籾殻にある棘のような突起を言います。
このことから「芒種」とは、「芒(のぎ)」のある穀物の種を蒔く時期と言う意味になります。暦便覧にも「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり」とあります。

しかし、二十四節気で言われている季節と実際の農作業には1ヶ月程度のずれが生じているのが実情のようです。
6月5日と言えば、各地において既に田植えが始まっていたり、終わっているところもあるのではないでしょうか。?

・既に田植えが終わっている水田です。


私が住んでいる大阪南部の熊取では田植えの準備を済ませ、或いは田植えを始めたり、既に田植えが終わっている水田も目立つようになりました。

・田植えの準備を済ませた田です。 来週には水を入れて田植えを行うようです。


・田に水を入れているところです。この田では明日が田植えの予定だそうです。


・地元農家の Fさんご夫妻が田植えをしているところです。


熊取地方では、毎年「芒種」の前後にイネの種蒔きならぬ、稲植え(田植え)が始まります。

「芒種」には、麦刈りが終わり、「芒(のぎ)」のある稲植え(田植え)の始まる時期の意味もあるのでしょうか?