らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

キウイ栽培(その3)幼果

2009-06-08 | 家庭果樹

3月~4月にかけて私たちを楽しませてくれた各種果樹の花も終わり、受粉が成功した花については、各々可愛い幼果が顔を出してきました。
その中から、今日はキウイの幼果をご紹介します。

5月中旬に咲いた我が家のキウイフルーツは、開花から3週間ほど経過し、雌花が可愛い幼果に変わっています。

・5月20日の当ブログでご紹介した雌花の開花です。
 花の中央の白いところが雌しべです。受粉後これが大きくなって幼果になり、更に肥大してキウイフルーツになります。


キウイフルーツの成長は早く、2ヶ月位で収穫果実の80%くらいの大きさに成長すると言われています。
このため、大きなキウイを生産するには摘果作業が重要になります。

・これがキウイの幼果です。
 ぶら下がっている幼果は可愛い眺めでしょう!摘果するのがかわいそうなくらいです。


今年は昨年より多くの花が咲き、現在50~60個の幼果がついています。この後、果実の肥大化を図るため摘果します。
摘果の目安は、1結果枝当たり2~3果になるように枝元、枝先の順に摘果します。理想的には果実1個に対して葉を5~6枚つけるようです。

・摘果前の幼果です。摘果して数を制限しないと大きな果実になりません。


摘果後の作業としては6月上旬と9月上旬に「追肥」として化成肥料を施肥します。
更にキウイは乾燥に弱いので、夏の水遣りを忘れないようにします。
もし害虫がつくようであれば予防駆除します。
収穫は11月下旬の霜が降りる頃になります。

なお「栽培方法」と「剪定」については5月20日のブログに書いていますのでご参照ください。