らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

カンナの花

2009-06-29 | 
久しぶりに熊取・長池公園を散歩しました。
今日は、ここの散歩コースに咲いていたカンナの花をご紹介します。

カンナは、カンナ科カンナ属の多年草の球根植物で、夏から秋にかけて色鮮やかな花を咲かせます。
熱帯・亜熱帯アメリカが原産地といわれ、日本には江戸初期に渡来したようです。
草丈は50㎝から200㎝くらいまでになり、花茎も約10㎝と大形の花ですが、トロピカルなムードたっぷりのカンナはとても魅力的な花です。

・黄色が鮮やかで魅力的なカンナの花です。


・葉は横幅があり、色は緑色で光沢に富み、長楕円形をしています。
 品種によっては、緑だけでなく銅色の葉や斑入りの葉などもあるようです


カンナは、「ダンドク」が原種といわれ、フランスを中心に改良されてきたようです。

・カンナの蕾です。


(参考)これが原種と言われている「ダンドク」です。


カンナの語源は、古代ケルト語の「Cana(つえ)」、「Can(芦(あし))」からとする説やギリシャ語の「Kanna(葉)」からとする説など諸説あるようです。

・この草丈で80cmくらいですが、長いものでは200cmを超える品種もあるようです。


カンナは夏から秋にかけて色鮮やかな独特の花を咲かせます。花色は赤、橙、黄色、ピンク、白、複色など多彩です。

・開花直前の蕾です。


花はショウブ科のグラジオラスに似ています。

・色の鮮やかさ、花の大きさ(花茎約10㎝)、光沢のある大きな緑の葉、いずれも大形であり、見応え十分な花です。


インドではカンナの花について次のような伝説があるそうです。
「インドの仏陀(ブッダ)は強い霊力があり、それを妬んだ悪魔が大きな岩を投げました。岩は仏陀の体に当たらず粉々になりますが、一片だけが足の指に当たった
 そうです。
 流れた仏陀の血は大地に染み込み、その大地は赤いカンナを咲かせました。悪魔は大地の怒りに触れ血の裂け目に飲み込まれてしまったと言うことです。」


「花言葉」  情熱、尊敬、 堅実な生き方