今日は「ミカン栽培」(その2)伊予柑の収穫を紹介します。
我が家の伊予柑の木はまだ2年目の幼木ですが、今年はたくさんの花が咲きました。
幼果を落とすのがもったいないくらいでしたが、木の負担をなくすため摘果し、最終的に7個を実らせました。
夏の乾燥にも耐えて、11月下旬から黄色に色づいて大きく肥大し、立派に育ちました。
一般的に、伊予柑は12月頃に収穫を行い、1ヶ月くらい籾殻の中に囲っておいて、酸味が抜けて味がまろやかになった頃に食べると美味しいそうです。
そこで我が家でもそろそろ収穫の時期と判断し、とりあえず3個を収穫しました。
・これは9月25日ころの画像で、色がつきはじめた伊予柑です。
・上の画像から2ヵ月半後の伊予柑です。
・大きく肥大し、黄色く色づいて熟れてきたので、この内の3個を収穫しました。
・収穫した3個です。1ヶ月間くらい籾殻に囲っておくと酸味が抜けて美味しくなるそうです。これで直径10㎝、高さ9cmくらいの伊予柑です。
・ビニールの買い物袋に入れて、籾殻で囲った伊予柑です。袋を結んで、発泡スチロールの箱で保存しておきます。
(伊予柑一言メモ)
伊予柑はミカンとオレンジの雑種で1886年前後に山口県萩市で発見されました。
明治時代中期に愛媛県で栽培されるようになり、県内で広まったことから伊予柑の名前がついたといわれています。
豊富な果汁と独特な香り、甘味が特徴です。
栄養価は、ビタミンCを豊富に含み、風邪の予防やシミ・ソバカスの予防に効果が期待できるといわれています。
また、薄皮に含まれている食物繊維は便秘の解消に効果があると言われています。