らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

官庁御用納めの由来

2009-12-28 | 時事

今日は官庁の御用納めです。民間でも今日が仕事納めとなる会社が多いと思います。
そこで今日は「御用納めの由来」について調べました。

「御用納め」とは、年末となる12月下旬の最後の仕事のことで、日本の官庁では昭和63年12月13日に制定された法律第91号の「行政機関の休日に関する法律」によって12月29日から1月3日までを休日と定めており、12月28日を御用納めとして、その年の最後の業務日としています。(当日が土曜日、日曜日の場合は前日が御用納めとなります。)

民間でもこれに準じて、今日或いは明日の29日を仕事納めとしている会社が多く、景気の低迷が続く近年では、その企業数は増加傾向にあるようです。
銀行など金融機関は12月30日まで窓口業務を行っており、証券取引所も銀行などと同様に12月30日が大納会ですが、かつては官庁の御用納めと同じ28日だったこともあったそうです。

では、何故官庁は12月29日から1月3日まで休むようになったのでしょうか?

官公庁の年末年始の休暇に関する法律は136年前に遡ります。
1873年(明治6年)1月7日に、通称「休暇日の件」と呼ばれる官吏の休暇日を定めた太政官布告第2号「休暇日を定ム」の法律が制定されています。
それによれば、
・ 1月1日から1月3日、・ 6月28日から6月30日、・ 12月29日から12月31日 が休暇日とされており、爾来、この法律が拠り所となり、官公庁が年末年始に休むようになったようです。

なお、6月28日から6月30日の休暇については法律が制定された同じ年の明治6年6月23日太政官布告第221号によって取り消されたため、この休暇は実現することなく消滅したそうです。

さて、今年も日本の経済環境は厳しく、民間企業では人員削減、給料カット、ボーナスは無しというところも多かったようです。
その点、官公庁のお役人さんは恵まれていますが、いずれにしても、今日が御用納めのお役人さん、そして仕事納めの民間企業のサラリーマンの皆さん、今年一年間のお勤めご苦労様でした。
また、仕事納めが明日以降の皆さんは、あと一踏ん張り頑張ってください。

鳩山さんのように月々1500万円の子供手当てがもらえる人には、厳しい年の瀬の庶民の暮らしが分からないでしょうね。

私も鳩山さんのように月々1500万円の子供手当が欲しいで~す。