12月10日は「世界人権デー」です。
そこで、今日は「世界人権デー」について調べました。
「世界人権デー」とは、昭和23年(1948年)12月10日の国際連合第3回総会において、人権に関する世界宣言が採択されたのを記念して、昭和25年(1950年)第5回総会において、12月10日を「世界人権デー」と定めたものです。
国際連合では、全ての加盟国にこれを記念する行事を実施するよう呼びかけています。
日本では、法務省と全国人権擁護委員会連合会が、世界人権宣言が採択された翌年の昭和24年から、毎年12月10日の「人権デー」を最終日とする1週間を「人権週間」と定め、人権思想の普及高揚のための啓発活動を全国的に展開しています。
・第61回人権週間のポスタ-です。
今年の「第61回人権週間」では、啓発活動の重点目標として、
「みんなで築こう人権の世紀 ~考えよう 相手の気持ち 育てよう 思いやりの心~」
を始めとする16項目の強調事項を掲げて啓発活動を展開しています。
・平成21年度 啓発活動重点目標です。
16項目の強調事項です。
1.女性の人権を守ろう
2.子供の人権を守ろう
3.高齢者を大切にする心を育てよう
4.障害のある人の完全参加と平等を実現しよう
5.差別をなくそう
6.アイヌの人々に対する理解を深めよう
7.外国人の人権を尊重しよう
8.HIV感染者やハンセン病患者等に対する偏見をなくそう
9.刑を終えて出所した人に対する偏見をなくそう
10.犯罪被害者とその家族の人権に配慮しよう
11.インターネットを悪用した人権侵害は止めよう
12.ホームレスに対する偏見をなくそう
13.性的指向を理由とする差別をなくそう(異性愛、同性愛、両性愛を指しているそうです)
14.性同一性障害を理由とする差別をなくそう
15.北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう
16.人身取引をなくそう