一昨日のテレビで、画期的なニュースを報じていました。
このニュースは、トマトに中性脂肪を抑える物質があることが確認されたと言うもので、将来はメタボリック症候群の予防に効果が期待されるそうです。
報道によれば、京都大の河田照雄教授のグループがマウスを使った実験で、トマトに含まれる物質が血液中の中性脂肪量を抑制することが確認されました。
この物質は、脂肪酸に似た「13―oxo―ODA」で、肝臓で脂肪を燃焼させる役目を担うたんぱく質の働きを高めているらしいとのことです。
河田教授らは肥満のマウスを使って調べたものですが、人間に例えると、血液検査で「脂質異常が正常値に戻った」と診断できる計算になるそうであり、この効果は毎食時、トマトを2個食べるか、コップ1杯(200ミリ・リットル)のトマトジュースを飲むことで得られるようです。
なお、ダイエット効果を確認するには更に実験を重ねる必要があるとも報道されていましたが、高脂血症を気にしている皆さんには朗報ですね。
今年はトマトが熱くなりそうです。
日頃から、出来るだけトマトやトマトジュースを摂取するよう心掛けては如何でしょうか?