らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「四六時中」の語源

2012-02-18 | 雑学

『四六時中(しろくじちゅう)』と云う言葉があります。
これは「一日中」「と云う意味から転じて「いつもとか、常に」という意味でも使われますが、今日はその由来について調べました。

「四六時中」と云う言葉は、掛け算で4×6=24の、一日24時間を表している言葉なのです。
元々は、1日の時刻を「子の刻」「丑の刻」など、干支の十二刻で表していた江戸時代からの『二六時中』からきているものです。

即ち、当時は日の出から日の入りまでを昼、日の入りから日の出までを夜として、それぞれ昼夜6つに分けて、一日は「十二時(とき)」としていました。
そのため、旧暦では2×6=12で、『二六時中』という表現を使っていたそうです。
それが、明治6年以降に『太陽暦(新暦)』が採用されて一日を24時間で表すようになってから、4×6=24の『四六時中』と云うように変わったそうです。

当初、誰が言い出したのかは不明ですが、洒落た言い方を考えたものですね。