今日はめでたい名前の「フクジュソウ(福寿草)」の花をご紹介します。
「フクジュソウ(福寿草)」はキンポウゲ科の多年草で、原産地は日本、中国、朝鮮半島などの東アジア一帯で、日本では北海道から九州にかけて分布しています。
旧暦の正月頃に咲き、新年を祝う花として用いられることから、祝福してこの佳い名がつけられ、別名も「ガンジツソウ(元日草)」と言われています。
先日、NHKの気象情報のトピックスで、奈良県五条市の「フクジュソウ(福寿草)」の花を取り上げていましたが、熊取の長池公園散歩コースでも丁度見ごろとなっています。
・これが熊取の散歩コースに咲いている「フクジュソウ(福寿草)」です。
春を告げる代表的な花と言われている「フクジュソウ(福寿草)」は、自生のものは2~3月頃に枯れ葉や雪の下から芽を出し、やがて直径3~4㎝の黄金色の花を咲かせます。
根と茎には毒がある毒草なので、口にしないよう注意が必要です。
「フクジュソウ(福寿草)」は光や温度に非常に敏感で、昼間でも陽が 遮られると1~2分で花がしぼみ、 再び陽があたると花が開きます。
これは、寒い時期に咲くので、花びらを開閉することで花の中の温度を 下げないようにしているのではないかと云われています。