菖蒲(アヤメ)と言えば5~6月頃に咲く花ですが、冬から早春にかけて咲く品種に「カンザキアヤメ(寒咲きアヤメ)」があります。
今日は我が家に咲いている「カンザキアヤメ(寒咲きアヤメ)」をご紹介します。
「カンザキアヤメ(寒咲菖蒲・文目)」はアヤメ科アヤメ属で地中海の東部海岸から西アジアが原産地です。
アヤメと同じように乾燥した土地でも生育をする事から、近年は鑑賞用として庭に植える人が増えているそうです。
・真上から撮影したカンザキアヤメの花です。
草丈は20㎝~30㎝で、初夏に咲くアヤメの半分以下と短く、「三寸アヤメ」とか「チャボアヤメ」とも言われるようです。
「カンザキアヤメ」は基部にアヤメ状の筋目模様が入り中心部は黄色で内花被片3枚は卵形で直立しています。
花は葉よりも丈が低く小形であまり目立ちませんが、花色は淡い紫色をしており、清楚で大変美しいです。
(参考)
これは平成22年5月13日のブログに掲載した初夏に咲くアヤメです。
上の「寒咲きアヤメ」と比べると花弁の網目模様はよく似ていますが、花びらの紫色が濃く、草丈も40~50cmと長くなっています。。